鈴木エイト氏「何度も司会と目が合った」がジャニ会見で質問できず…「一社一問なら全員に当てるべき」

[ 2023年10月4日 16:57 ]

東京・赤坂のTBS
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 ジャーナリストの鈴木エイト氏(55)が3日放送のTBS「news23」(毎週月~木曜後11・00、金曜後11・58)に出演し、故ジャニー喜多川元社長による性加害を受け、ジャニーズ事務所が2日に開いた会見についてコメントした。

 会見は会場の都合として2時間とされ、質問は一社一問に限られた。質疑応答では指名されない記者もいたが、鈴木氏も会見後に自身のX(旧ツイッター)で「前回とは異なり質疑応答は途中で終わり、最後まで当ててもらえなかった」と報告。「確認したかったのは逸失利益に関すること」として準備していた質問をXで公開、その後「昨日の会見終了時、当てられなかった質問者からの質問について『事務所にメールしてください』とのアナウンスがあったため、ジャニーズ事務所広報に以下の旨の質問を送信しました」と4つの質問を公表していた。

 鈴木氏は番組で「結構早い段階で何度も手を挙げてたし司会の方と何度も目が合ったんですが、なぜかスルーをされてしまった」と明かし、「一社一問であれば全員に当てるべきだった」と指摘した。

 会見では、指名されなかった一部記者がマイクなしで質問するなど荒れ模様となり、元V6の井ノ原快彦が「ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたい。どうかどうか、落ち着いてお願いします」と呼び掛ける場面もあった。これを受けて会見場から異例の拍手が起きたが、鈴木氏は「その記者に対する反感みたいなところの拍手だったと思う」と推測した。

 鈴木氏が会見で質問したかったのは、被害者が性加害を受けず、ジャニーズ事務所を辞めずにデビューできていた場合の遺失利益について。「性加害を受けて事務所を辞めざるをえなかったときに他の事務所に移籍しようといてもそこに圧力がかかっているというところで、将来デビューして活躍していたとしたら得ていたはずの利益、これを遺失利益として損害賠償に含めるのか、ここを聞きたかったんですよね」と説明していた。

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