会見「NGリスト」 ジャニーズ事務所が回答「弊社は誰も関与しておりません」井ノ原のやり取りも説明

[ 2023年10月4日 21:52 ]

ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、同事務所が2日に東京都内で開いた記者会見で、特定の記者を指名しないようにするための「NGリスト」があったと、NHKが4日のニュース番組で報じた。

 これに対して、ジャニーズ事務所はスポーツニッポンの取材に対して、回答した。

 以下、ジャニーズ事務所の回答。(原文まま)

 PR会社が作成したと言われる顔写真が入った書類を、私たちは誰も見ておりません。

 会見前々日の会議で、本件について打ち合わせが行われた際、媒体リストを持ってこられて、そこにNGと書いてあったので井ノ原が、「これどういう意味ですか?絶対当てないとダメですよ」と言いました。

 するとPR会社が では前半ではなく後半で当てるようにします。と答えました。

 そのやりとりをその場にいた役員全員が聞いております。

 今回流出した資料は、弊社の関係者は誰も関与しておりません。

 見てもおりません。

 この外資系PR会社にこのことを謝罪してほしいとお願いしましたが、外資なので本国の許可が必要で調整に時間がかかると言われました。

 本当に弊社は誰か特定の人を当てないで欲しいなどと言う失礼なお願いはしておりません。

 関係役員全員に、もう一度確認し、誰もそのようなお願いなどしていないことを再確認いたしました。

 どうかご理解くださいますようよろしくお願い致します。

 株式会社ジャニーズ事務所

 NHKは4日、午後7時からの「ニュース7」で、【独自取材】としてトップニュースで報じたのが『会見に指名のNGリスト』だった。話題は、ジャニーズ事務所が2日に行った、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今後の会社運営についての会見でのこと。事務所から会見の運営を任されていた会社側が複数の記者やフリージャーナリストの名前や写真を載せ、質問の指名をしないようにする「NGリスト」を会場に持参していたことが分かった、というものだった。

 リストに掲載されていた記者が全員指名されなかったか、は不明だが、実際に挙手し続けながらも、指名されなかった記者は会見では存在した。また、会場入りした関係者の手元には「NG記者」と書かれた紙や、少なくとも6人の名前と顔写真が掲載されていたと報じた。

 会見は1社1問のルールで、司会者が挙手した記者を指名する形式で行われた。会見の運営を任されていたコンサルティング会社が、会場にNGリストを持参していた、という。指名されない記者からは不満があがり、会見場は騒然とする一幕もあった。会見には300人近い報道陣が出席していた。

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