二宮和也の主演映画「アナログ」監督、ジャニーズ会見に本音「こんなこと言うと以前なら干されていたが…」

[ 2023年10月4日 12:05 ]

タカハタ秀太氏X(@takahata_h)から

 「嵐」の二宮和也(40)が主演を務める映画「アナログ」(10月6日公開)の監督・タカハタ秀太氏が、3日深夜に自身のX(旧ツイッター)を更新。故ジャニー喜多川元社長による性加害を受け、ジャニーズ事務所が開いた2度目の会見について、自身の見解を示した。

 2日の会見の中で東山紀之新社長は、ジャニー元社長と決別し、今月17日付で新たな社名「SMILE-UP.(スマイルアップ)」として再出発することを発表した。「SMILE-UP.」は被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第廃業。それに伴い、所属タレントをマネジメントする新会社を設立し、現在の所属タレントは新会社に移籍すると報告。東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。社名はファンクラブからの公募で決定する。

 この会見を受けタカハタ氏は「映画『アナログ』の公開に当たり、昨日のジャニーズ事務所の会見を見て、この時期、それに関する意見も述べず、ただ映画を宣伝するだけの自分の投稿リポストに違和感を感じるので個人的見解を述べます」と、会見に関する思いを投稿すると宣言。その上で、「社長、同じ人でいいの?」と指摘した。

 また「新社名公募」については「社内にそれ違うんじゃ?って止める人はいなかったの?とかホントに思いました」と本音。「そのやり方に在籍タレントは振り回されてる感があるような気もしました。性加害は重罪です。断罪すべき。それを見てみぬふりをしていたと認めた人が社長って理解で出来ないです」と指摘。

 「こんな投稿するとちょっと前なら僕はジャニーズ所属の人ともう仕事は出来なくなったでしょう。干されていたと思います。でも僕はこれからも彼らと仕事をしたい。だからそういうの変えて行きましょうよ、メディアの皆さん、全てのエンタメの皆さん。今しかないですよ」と呼びかけた。

 この投稿には「身近で苦しむタレントさん達を守りたい故のご発言と推察致します。お気持ち、ファンとして大変嬉しく思います。ありがとうございます」「本当にそう思います。変わらなければいけない時だと思います」「泣けてきた。でも絶対、何度も映画みる。彼を大好きだし、応援したいから」と、さまざまなコメントが寄せられた。

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