「どうする家康」出来すぎ?本能寺と屋敷が至近距離!ネット驚き“悪い顔”茶屋四郎次郎も暗躍→伊賀越えへ

[ 2023年7月18日 10:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第28話。茶屋四郎次郎(中村勘九郎)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月16日、第27話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第27話は「安土城の決闘」。京の本能寺で織田信長(岡田准一)を討つ計画を家臣たちに明かした徳川家康(松本潤)。並々ならぬ家康の決意に、家臣団の意見は真っ二つに割れる。やがて家康たちは信長に招かれ、安土城へ。酒宴の席、家康は供された鯉が臭うと言い始める。激高した信長は饗応役の明智光秀(酒向芳)を打ちのめし、追放。その夜、信長と2人きりになった家康は…という展開。

 家康は「近頃の信長の宿は、本能寺という寺だそうじゃ。茶屋四郎次郎(中村勘九郎)の屋敷はすぐ側」と準備に抜かりなかった。ラストは茶屋四郎次郎邸へ。信長が安土城から本能寺へ向かい、手勢は100と服部半蔵(山田孝之)女大鼠(松本まりか)が報告。家康は「できる。わしはやってみせる。信長を討つ。わしは、わしは天下を獲る」――。

 SNS上には「え~待って~茶屋四郎次郎さんも加担?」「服部党のみんなはともかく、めちゃくちゃ冷たい顔で参加する茶屋四郎次郎も怖い」「本能寺の斜め向こうが茶屋四郎次郎邸という出来すぎた設定ですけど、困ったことに、これ史実なんですよね」などの声が上がったが、本能寺と茶屋四郎次郎の屋敷が近かったのは史実。

 今作の時代考証の一人、小和田哲男氏が公式YouTubeチャンネル「戦国・小和田チャンネル」で解説した。

 戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)の時と、豊臣秀吉が再興した現在の本能寺がある場所は異なる。

 当時の本能寺は蛸薬師通に接し(六角通説もある)、茶屋四郎次郎邸とは「西洞院通」と「新町通」を隔てただけの近さ。直線距離にして「1町(109メートル)」といわれるとした。

 茶屋四郎次郎は「三河一向一揆」「三方ヶ原の戦い」と並ぶ徳川家康の“3大危機”「伊賀越え」成功に貢献。今作はどのように描かれるのか、注目される。

 次回第28話は中盤のクライマックス「本能寺の変」(7月23日)を迎える。

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