ジャニーズ事務所、性加害問題に関し「記者会見を行う」と発表 情報提供のための「専用窓口」も開設

[ 2023年7月18日 16:53 ]

ジャニーズ事務所
Photo By スポニチ

 ジャニーズ事務所が18日、公式サイトを更新。故ジャニー喜多川前社長による性加害問題について、第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査の現状を報告し、今後の対応について「記者会見を行う予定」と発表した。

 今年3月に英BBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、4月に元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトが会見で性被害を受けたと主張したことで大きな注目が集まった性加害問題。ジャニーズ事務所は5月14日、藤島ジュリー景子社長が「深くおわび申し上げる」と被害を訴える人に謝罪するなど、ジャニーさんの性加害問題について初めて見解を発表。一方、この問題への対策が長年取られなかったとして、これまでのジャニーズ事務所の体制を「異常」と表現。再発防止に取り組むことを強調した。

 6月12日には外部の専門家による「再発防止特別チーム」の座長を務める前検事総長で弁護士の林真琴氏らが会見。「事実認定はわれわれの専権。加害行為の存在を前提として、検証し、再発防止策を提言、実行を求める」と活動方針を明かした。

 この日、新たにこの問題に関するお知らせが更新され、「この度は、弊社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題について、皆様に多大なるご心配とご不安をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と改めて謝罪。その上で「故ジャニー喜多川による性加害問題につきましては、弊社から独立した第三者としての『外部専門家による再発防止特別チーム』が、既に調査を開始されております」と報告した。

 続けて「先ごろ、本チームより、その調査内容をより深めるため、本チームへの情報提供を目的とした『専用窓口』を開設する旨の連絡がございました」と、「故ジャニー喜多川氏による性加害行為に関する情報」「ジャニーズ事務所内における性加害行為に関する情報」を提供する専用窓口を開設し、この日から運用を開始すると発表。

 さらに「また、弊社といたしましては、本チームからの提言を受けた上での今後の対応に関して記者会見を行う予定でおります」と記者会見を行う意向だと表明し、詳細については「決定次第お知らせさせていただきます。今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年7月18日のニュース