堺雅人主演TBS日曜劇場「VIVANT」初回世帯11・5%“好発進”事前情報なしも世界トレンド1位

[ 2023年7月18日 09:00 ]

堺雅人
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 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)が今月16日に108分スペシャル(後9・00~10・48)でスタートし、初回の平均世帯視聴率は11・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。初回放送までストーリーや役柄など作品の詳細を明かさない異例の手法を取ったが、注目度は高く、オンエア中から「#VIVANT」がツイッターの世界トレンド1位に輝く大反響を呼んだ。

 前作(4月期)「ラストマン-全盲の捜査官-」の初回14・7%は下回ったものの、同時間帯(後9・00~10・48)横並びはトップ。個人視聴率は7・4%、個人占拠率(シェア)は26・5%だった。

 この日は、65歳以上の層に強いテレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)が3時間スペシャル(後7・00~9・56=12・3%)。開始から約1時間が重なった。それ以外の層は「キッズ」「ティーン」から「F3層(女性50~64歳)」「M3層(男性50~64歳)」まで「VIVANT」が同時間横並びトップと幅広い層への強さを見せつけた。

 「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。脚本は八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏。演出は福澤監督、宮崎陽平監督、加藤亜季子監督。

 阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司と主演級の超豪華キャストをはじめ、総勢42人の出演者を事前に発表。それとモンゴルロケを敢行した以外はベールに包まれたままだった。

 モンゴルロケは2カ月半に及ぶ大規模なもの。近年の日本のテレビドラマとしては、異例の長期海外ロケとなった。

 日本と中央アジアを駆け巡る予測不能なアドベンチャー。初回は、乃木憂助(堺雅人)がエネルギー事業部2課課長を務める丸菱商事で誤送金問題が発生。乃木は130億円を取り返すべく、中央アジアのバルカ共和国へ向かうが、アマン建設会社のアル=ザイール(Erkhembayar Ganbold)から「VIVANT」と間違えられ、「世界中を巻き込む大きな渦」にのみ込まれる…という展開。

 ラストに嵐の二宮和也が事前告知なしのサプライズ登場。43人目の“最後のピース”として反響を呼んだ。また、レジェンド声優の林原めぐみが警視庁公安部外事第4課・野崎守(阿部寛)の仲間・ドラム(富栄ドラム)が持つスマホのアプリの声として出演していることも話題を集めた。

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