柄本明 “商業舞台”のイロハを教えてくれた“恩人”の歌舞伎俳優「本当に一度も何か言われたことない」

[ 2023年6月16日 14:40 ]

俳優の柄本明
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 俳優の柄本明(74)が16日放送のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演。“商業舞台”のイロハを教えてくれた“恩人”について語った。

 ゲストコーナーで話をする中、パーソナリティーの高田文夫氏から2012年に亡くなった歌舞伎俳優の十八代目中村勘三郎さんについて聞かれた柄本は「寂しいですね、本当にね」とポツリ。「勘三郎さん、(思い出はいっぱい)ありますね」と続けた。

 柄本は勘三郎さんと舞台「浅草パラダイス」シリーズなどで数多く共演。「初めて新橋演舞場っていう舞台に出していただいて、何もできないんですよ、2人コンビなんだけど。だけど、勘三郎さん、当時は勘九郎さんでしたけど、本当に一度も何か言われたことない」と回顧。それまで大きな劇場での舞台の経験はなかったといい、「そういう場所でやる芝居が全然わからなかったんですよね。お約束もいろいろある。いわゆる、商業舞台が初めてですからね。舞台も大きかったですし、本当に何もできなくて。温かく見守っていただいて、待ってくれているというか」と振り返った。

 高田氏も「楽しそうでしたもんね、2人のやり取りが」と懐かしむと、柄本は「1年目なんか、同じ楽屋にしてくれて、それで本当に2人目ぐらいからやっと慣れてきて。約10年ぐらいいろいろやってましたよね。有難かったです、本当に」と感謝した。

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