北川景子 鬼ごっこの末にスカウト受けた思い出「怪しい者じゃないのでって名刺をもらって」

[ 2023年2月27日 15:37 ]

北川景子
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 女優の北川景子(36)が、26日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)のインタビューに答え、芸能界入りのきっかけや女優デビュー初期の苦悩を明かした。

 スカウトされた当時は、まだ高校生。学校帰りに「神戸でスカウトされた」という。「神戸のJRの灘駅の近くで、しかも学校の帰りだったので制服を着てて」。スカウトの男性は、北川に原石の輝きを感じたのか、熱心だったという。「おじさんが走って追いかけてくるので、すごく怖くて。走って逃げて、追いつかれて、逃げて、追いつかれて…というのを3回くらいして」と笑わせた。

 インタビュアーのフリーアナウンサー宮根誠司から「鬼ごっこみたいな?」と尋ねられると、北川は「そうです、そうです。歩道橋の上で、“怪しい者じゃないので”って名刺をもらって、初めてそうなんだって」と振り返っていた。

 スカウトの目に狂いはなかった。03年に「ミスSEVENTEEN」でモデルデビュー。TBS系特撮ドラマ「美少女戦士セーラームーン」のセーラーマーズ役で、女優としての第一歩も踏み出した。しかし、演技は未経験。宮根から「女優さんとしての勉強というか、演技の経験ないわけじゃないですか?」と問われると、北川は「本当に何もできないので」と振り返った。

 制作サイドの東映からは日々、愛のムチだったという。「当時、東映ってすごく厳しいので、“帰れ!”とか“できないんだったら、もういなくていいよ”と言われながら…。本当にそれが全部、愛情なんですけど。採石場だったり、そういうところに行ってアクションしたり」。宮根が「採石場で“帰れ”って言われたら僕、泣きますよ」とジョークまじりに返すと、北川は「帰れないですからね。ホントに遠い場所ですからね。でも、この作品がなかったら、絶対にここにはいないというくらい。全部この作品で教えていただいた」と、感謝を口にしていた。

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2023年2月27日のニュース