柳沢秀夫氏 ガーシー議員の関係先家宅捜索に「1度も国会に登院しない…国会議員のルールの明確化を」

[ 2023年1月13日 13:53 ]

東京・六本木のテレビ朝日
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 元NHK解説委員でジャーナリストの柳沢秀夫氏が13日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。YouTubeなどで複数の著名人を中傷、脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や名誉毀損(きそん)、威力業務妨害などの疑いで警視庁が11日、ドバイに滞在中のNHK党のガーシー参院議員(51)の関係先を家宅捜索したことに言及した。

 これを受けガーシー氏は12日、自身のインスタグラムからライブ配信し「3月上旬に帰国し、警察の聴取に応じ、国会に出席する」と明言。警視庁にも代理人を通じて聴取に応じる意向を伝えたという。ガーシー氏は、昨年7月の参院選で初当選してから一度も登院していない。家宅捜索については「どうでもええニュース。たかが名誉毀損。ドバイでは日本のニュースが流れず一切耳に入ってこない」とし、警視庁に身辺警護を要請する考えを示し「愉快犯などもいるので命を守ってもらいたい。“殺されたらあなたたちの責任だ”と言うつもりだ」と語った。

 佐々木亮太アナウンサーが「そもそもどうしてこれだけ歳費をもらい続けられるのだろうかという声もよく聞かれますよね」と聞くと、柳沢氏は「警視庁が捜査に入った時期は置いておいたうえで、まず1度も国会に登院しない、海外にいたまんまで議員ということ。これ国民の目から見ていて本当に納得できているのか。納得できていない人の方が多いと思うんですよ」と言い、「こういうことってのは、ルールをもう少し明確化して、国会議員たるもの、こういうふうに行動しなければならないということを決めないといけないと思う」と主張した。

 そして、「議員の場合って身内の話になりますよね。ですからこういうものについては、積極的にルールをつくろうという動きが感じ取れないのが非常に残念」とし、「選挙でこういう人が選ばれるっていう、こういう人って言ったら失礼ですけど、選挙自体でも比例代表の制度を取っている以上は、党に投票されれば比例の名簿の1番上の人が当選するとなるわけですから、果たしてこういうことも含めてどうなのかなってこともわれわれ有権者に突き付けているんじゃないかなと思うんですよね」と自身の見解を述べた。

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2023年1月13日のニュース