オール巨人「僕は漫才適齢期ってのがあると思う」「45~50歳で辞めたかった」芸人人生を振り返る

[ 2023年1月13日 11:08 ]

オール巨人
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 お笑いコンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人(71)が、12日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にVTR出演。“漫才適齢期”について語った。

 番組では「師匠と真剣ランチトーク」という企画を設け、ツートライブ・周平魂が巨人と2人でランチをしながら、会話を繰り広げた。芸歴48年目、71歳の巨人は「(相方の)阪神ちゃんも僕もボケ始まってるから」と年老いたと笑い「俺らベテラン組が集まったら、“いつ辞める”って話ばっかりやで。“肩痛いな、首痛いな、いつ辞めるのん?いつ引退時期かな”って話をよくするよ」と引退時期について話題になることが多いと語った。

 相方・阪神との解散についても言及し「ケンカ別れやなしに今まで、なんべんもありました」と回想。そして「本当は僕は漫才適齢期ってのがあると思ってて45~50歳ぐらい。それが適齢期やと思ってるんです」と持論を口にした。

 漫才適齢期を45~50歳とした理由は「なんでか言うたら、結婚もする。子供もできる。責任も出てくる。いろんなことを喋れるわけやないですか」と人間としての経験が増え、漫才にネタとして還元できると説明。「19、20歳の若いコンビは嫁はんの話もでけへん。子供の話もでけへん。25、26歳のコンビが“ギャラ100万もろた”って言うても嘘なるやん。45から50歳ぐらいで“ギャラ100万”言うたらほんま?ってなってくる。何でも話ができるのが適齢期」と語った。

 そして「それが、過ぎて60歳とか、僕は70歳越えてるけど、そうなると若い子の話ができへん」と逆に年を取りすぎると若い世代の話もできなくなるとし、「そう思ったら適齢期がある」と断言。だからこそ、自身も「45~50歳で漫才辞めたかった」と告白。辞めなかったのは「ちょうど、その頃、阪神ちゃんが離婚どうのこうのって。あいつ1億7000万払ってるねん。それで“金が無いから、頼む。漫才やってぇな”って。阪神のためにやってた」と振り返った。

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2023年1月13日のニュース