カンニング竹山 ロシア国際大会除外中のワリエワ問題に「まだこういうことが…根は深い」

[ 2022年2月16日 14:08 ]

カンニング竹山
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 お笑いタレント・カンニング竹山(50)が16日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、ドーピング違反が判明しながら個人種目出場が認められた、北京五輪フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ROC)の問題について語った。

 ワリエワは昨年12月のドーピング検査で、心肺機能を高めて有酸素運動を助ける禁止薬物「トリメタジジン」が検出されていた。いったんは暫定的な出場停止処分が科されたが、ワリエワ側の異議申し立てで処分が解除に。その後、国際オリンピック委員会(IOC)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。14日にCASが個人種目への出場を認める裁定を下し、ワリエワは15日のシングルのショートプログラム(SP)に出演し、首位に立った。

 薬物検出についてワリエワ側の弁護士は、ワリエワの祖父が服用している心臓の薬に禁止薬物の成分が入っており、祖父と同じグラスを使ったことが要因としている。

 竹山は「ワリエワ選手、まだ15歳で自分から能動的にこうやって(服用する)ってことはないと思う」と、個人判断でのドーピング違反の可能性には疑問符を付けた。

 ロシアは組織的なドーピング問題で、主要な国際大会での選手団派遣を除外されており、選手たちはロシア・オリンピック委員会(ROC)の肩書で今大会に出場している。竹山は「ロシアってロシアとして出られないわけじゃないですか?東京オリンピックとか。にもかかわらず、まだこういうことが続いているのかとなると、根は深いな」とバッサリ。「組織的にやってたら、どこまでいけるの?って抜け穴ばっかり探してやっている感じがするじゃないですか?」と指摘した一方で、ワリエワには「被害者だと思うんです。気の毒でしょうがない。あんな上手な子なのに」と同情していた。

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2022年2月16日のニュース