小栗旬 「鎌倉殿の13人」スタート当日異例の温泉旅館会見 「頼朝は嫌なヤツ」

[ 2022年1月9日 16:24 ]

伊豆の国市の温泉旅館で記者会見したNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の出演者。(左から)坂東彌十郎、小池栄子、小栗旬、大泉洋、片岡愛之助、宮澤エマ
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 9日スタートのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)に主演する俳優の小栗旬(39)らが同日、静岡県伊豆の国市内の温泉旅館で記者会見した。

 伊豆の国市は、小栗が演じる主人公・北条義時の生まれ故郷。放送開始当日の会見は異例で、小栗は第1回の放送を目前に「非常にうれしい。ドキドキ、ソワソワしている。どう受け止めてもらえるのか楽しみ」と心境を明かした。

 出演者は市内のオープンセットでロケ。大河ゆかりの地でのロケは異例で、関係者は「大河や朝ドラの出演者は通常、ビジネスホテルなどに宿泊するが、今回は温泉旅館なので、温泉に浸かりながらのロケになっている」と話した。

 会見場は温泉旅館の宴会場。源頼朝役の大泉洋は報道陣に「東京から来た方は『何で?東京でやってもらいたかった』と内心は思っているかもしれないが、こうして伊豆にやって来られて良かったですよね!?」と話しかけ、笑いを取った。

 出演者らは仲の良い様子で、会見の途中はまるでフリートークのような雰囲気。北条ファミリーが集まる中、小栗が「なぜ、佐殿(頼朝)がいるのか?」と大泉を茶化すと、大泉は「北条ファミリーでしょう!(北条政子)と結婚するんだから」と反論。小栗が頼朝について「位が高いから近づけない」と話すと、大泉は「頼朝に対する敬いはあるが、大泉に対する敬いはない」と冗談交じりに不満を示した。

 政子役の小池栄子は「頼朝には愛がない」と指摘。小栗は「三谷幸喜さんの脚本だが、頼朝は嫌なヤツなんですよ」と強調した。

 この日までに番組ツイッターのフォロワーが13万人を突破。スタッフは「鎌倉殿の13万人だ!」と喜んでいるという。

 小栗が演じる北条義時はのちに鎌倉幕府の第2代執権になる人物で、物語は1175年、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた時代からスタート。義時は伊豆の地で、兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らとのんびり暮らしていたが、流罪人・源頼朝(大泉洋)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣)と恋仲になり、男児が生まれたことで状況が一変する。

 

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2022年1月9日のニュース