桂三木助が夜の新宿末広亭で「死神」熱演 ゲストに立川談春 当日券は立ち見まで完売、開場前に長蛇の列

[ 2026年5月17日 05:30 ]

<深夜寄席 桂三木助の会「死神」>座談会に参加した(左から)桂三木助、立川談春、柳家花緑
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 落語家の桂三木助(42)が16日、東京・新宿末広亭で深夜寄席興行「死神の会」を行った。チケットは当日券のみで、立ち見まで完売する大盛況ぶりだった。三木助は「こんなにたくさんの方に携わっていただき感謝です」と喜んだ。立川談志さんの命日にあたる11月21日に再び公演を行う構想も明かし、さらなる深夜寄席の盛り上げを予感させた。

 末広亭の深夜寄席は本来、二つ目の研さんの場として、毎月第4土曜日の午後9時から開催されている。今回は深夜寄席を活性化したいという三木助の熱い思いで、特別な深夜寄席興行が開催された。

 そんな三木助の熱意に応える形で、初の末広亭深夜寄席出演となる立川談春(59)がゲスト出演。初対面の談志さんと三木助の間を取り持ったのも談春だった。「生前談志師匠にかわいがってもらったが、談春師匠がいなければ、談志師匠ともあまり接点がないまま終わっていたかもしれない」と、三木助は談春への感謝を述べた。

 三木助と談春の2人が出演し、料金は破格の1500円。末広亭には開場前から長蛇の列ができ、道行く人を驚かせていた。

 午後9時15分の開演にもかかわらず、当日券のみの座席は午後8時過ぎには全席完売。程なくして立ち見席も売り切れた。

 くしくもこの日は2002年に亡くなった五代目柳家小さんさんの命日。高座に先立ち行われた座談会には、直前の夜の部で主任を務めていた小さんさんの弟子で孫にあたる柳家花緑(54)も飛び入り参加。談志さんや小さんさんら、往年の名人の思い出話に花を咲かせた。

 高座で、談春は「天災」を披露。細かな人物描写と巧みな話術で、会場を爆笑で包んだ。

 談春の後に上がった三木助は米津玄師(35)の「死神」のミュージックビデオに触発されて出来上がった新たな「死神」を口演。末広亭は同曲のミュージックビデオが撮られた場所でもある。マクラなしで噺に入ると、観客の視線はくぎ付けに。オーソドックスな形に工夫を凝らした独自の世界観で、最後まで会場の空気を支配した。これまでにない斬新な「死神」に、会場からは万雷の拍手が起こっていた。

 終演後には楽屋にいた芸人も舞台上にそろい踏み。観客による撮影タイムがもうけられ、最後は談春のかけ声で三本締め。大盛況の興行は幕を閉じた。

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