鈴木京香 モデルから女優転身のきっかけとなった名監督「憧れてたときの憧れ力って結構大事かな」

[ 2021年10月17日 12:02 ]

鈴木京香
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 女優の鈴木京香(53)が17日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。女優になったきっかけを明かした。

 この日共演した俳優の高橋克実(60)に「何スタートだったの」と芸能界に入った当初のことを聞かれた鈴木は「私はもともとモデルで、田舎から上京して来てたんですよ。仕事のたびに」と明かした。女優を始めるようになったのは、「その途中に『映画のオーディションがあるので受けてください』って、モデル事務所に言われて」と話した。

 「それが私が学生時代に大好きだった(映画)『それから』の森田芳光監督のオーディションだったので。女優になる、ならないという事よりも、森田監督!って思ってオーディションを受けさせてもらったっていうのがきっかけなんですよ」と、故森田芳光監督の映画「愛と平成の色男」(1989年)が最初の作品であるとした。

 「憧れてたときの憧れ力って言うのは結構大事かなと思ったり今はなおさらしてますね」と鈴木。また現在は、「子どもの頃はテレビで洋画とかやってたじゃないですか。そういうのを見てたのが、『あの女優さんのああいう仕草みたいなものをいつかやってみたい』って言うのが、急なタイミングで思い出したり」することもあると語った。

 現在の女優生活については「前は健康を害してでもお芝居がうまくなりたいとか、しゃにむにやって、表現するには肉離れを起こしてでもやるぐらいの頑張らなきゃってというのがあったんだけれども、今は、健康あっての表現かなと言う風に思うようになって」。続けて「欲しいものってだんだんなくなってくるんだけど、健康が一番尊いものだなと今は思ったりしてるんです」と強調した。

 女優への向き合い方については、「凄く変わってきてます。最初はぼんやりだったし、自分は向いてないなというのを感じながら仕事をさせてもらっていたから。でも一つやった後に、小さい事一つは結構出来るようになっている事があるはずな気がしているので、それを頼りに次もまた頑張ってやろうと思っているのかなと思いますけど」と変化を語った。

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2021年10月17日のニュース