宮根誠司 甲府放火事件、逮捕の19歳少年に「非常に幼さ、幼稚性みたいなところを感じる」

[ 2021年10月15日 17:40 ]

宮根誠司アナ
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサーの宮根誠司(58)が15日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜1・55)に出演。甲府市で起こった放火事件についてコメントした。

 番組では、12日に山梨県・甲府市の住宅が全焼し、住人の井上盛司さん夫婦とみられる、複数の刺し傷がある遺体が見つかった事件について取り上げた。住宅が出火したのは午前3時50分頃で、井上さんの2人の娘のうち、妹への傷害容疑で逮捕された19歳の少年は同日夜、市内から30キロ近く南に位置する無人だった駐在所で「人を殺してしまった」と泣きながら署に電話。応対した署員が少年と会話を続けて引き留める間、別の署員がパトカーで駐在所へ急行。身柄を確保し捜査員に引き渡した。警察官が到着した際も少年は泣き続け、顔にはやけどの水ぶくれ、指にテーピングも施してあったという。

 これに対し宮根は、「まず大変計画的であるということですよね。時間も3時50分就寝中…ガソリンなどを撒いて火をつけたということですから、これもひょっとしたら自分自身で用意した物ということですから殺害・放火にあたるまでは非常に計画的ですよね」とコメント。「非常に明確な殺意を持って、油を撒いて火を放つということなら証拠隠滅まで図っているということなんですが。一方やっぱり違和感を感じるのは、時間をかけて色々な物を用意して、計画も立てていた人間が当日になって泣きながら人を殺してしまったと警察官に言うという…この違和感ですよね」と続けた。

 さらに、「殺害をしてしまった。そして火を放ったら自分もやけどを負ってるわけですから、ひょっとしたら『こんなに燃えるのか』とか、そんなことで驚いたっていう…19歳の少年ですけど非常に幼さ、幼稚性みたいなところを感じますね」と述べた。

続きを表示

2021年10月15日のニュース