【明日4月26日のおちょやん】第101話 道頓堀から消えた千代 花車がラジオドラマ母親役に推したのは

[ 2021年4月25日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第101話。NHK大阪放送局・会議室にて。ラジオドラマについて議論する長澤(生瀬勝久・左)と当郎(塚地武雅)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は26日、第101話が放送される。

 千代(杉咲)が道頓堀から姿を消して、1年が過ぎた。劇団の色恋沙汰が世間の目に触れ、鶴亀新喜劇もイマイチ波に乗れず…。それでも一平(成田凌)は新しい生活を始めていた。その頃、NHK大阪放送局では「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいた。お母さん役に人気女優・箕輪悦子を起用したい脚本家の長澤誠(生瀬勝久)に対し、意外な人物を推すのは漫才師・花車当郎(塚地武雅)だった…

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(50)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月25日のニュース