NHK「紅白」豪華企画で全国に“エール” GReeeeN初出場、夢コラボ検討

[ 2020年11月7日 05:31 ]

「エール」ヒに夫婦役で出演している窪田正孝(左)と二階堂ふみ
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 大みそかに放送される「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30~11・45)で、現在放送中の連続テレビ小説「エール」の企画コーナーが準備されていることが6日、分かった。新型コロナウイルスが猛威を振るった一年の締めくくりに不安な気持ちで日々を過ごす全国の人々に“エール”を送る。

 同作は昭和の作曲家古関裕而さんをモデルにした夫婦の物語。数々の名曲を生み出して人々に寄り添う姿が視聴者の心をつかみ、視聴率20%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を連発する人気作となっている。

 本紙の取材では、主題歌「星影のエール」を歌う4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が白組で初出場することがすでに内定しており、「エール」の主役の窪田正孝(32)と妻役で紅組司会でもある二階堂ふみ(26)の“古関夫妻”を本番のステージに上げるプランが局内で現在検討されている。白組司会の大泉洋(47)を巻き込んだ曲紹介などが期待できそうだ。

 局関係者は「GReeeeNは“顔出しNG”のため、白い幕の後ろからシルエットでパフォーマンスを披露する可能性が高い。ここに“顔出し”で古関夫妻が登場する夢のコラボになりそうです」と話している。

 さらに、古関さんの代表曲で甲子園の歌として有名な代表曲「栄冠は君に輝く」をお茶の間に届ける案も浮上。先月30日の放送で俳優山崎育三郎(34)演じる主人公の幼なじみが歌唱し、SNS上では「感動した」「エールを与える歌声だった」と称える声が多かった。さらに、山田耕筰がモデルとされる作曲家を演じ、今作が遺作となった志村けんさん(享年70)の出演シーンも映し出される可能性もある。局関係者は「今年の紅白のテーマは“今こそ歌おう みんなでエール”。これに合う明るい企画を目指しています」と話している。

 《13年「あまちゃん」は特別編放送》朝ドラ企画は「あまちゃん」がヒットした13年の紅白で盛大に行われ、出演者が再集結して特別編が放送された。また同年のステージでは、後期「ごちそうさん」の主題歌をゆずが白組出場者として披露した際、ヒロインの杏(34)が登場。翌14年は紅組司会を務めた吉高由里子(32)主演の「花子とアン」も同様に企画が組まれ、その後も15年の「あさが来た」などで放送されるなどしている。

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