永瀬王座、木村九段を破り2連勝 王将戦挑戦者決定リーグ

[ 2020年10月20日 19:48 ]

2連勝スタートの永瀬王座(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)の対戦者を決める挑戦者決定リーグは20日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、先手の永瀬拓矢王座(28)が木村一基九段(47)を115手で破った。

 勝った永瀬は2戦2勝、敗れた木村は開幕2連敗。

 次戦は26日、▲藤井聡太二冠―△永瀬、▲木村―△佐藤天彦九段の2局が予定されている。

 ▼永瀬王座 (73手目)▲5三歩、△同銀、▲1一金のあたりは調子がいいかと思っていた。(113手目)▲6二銀で寄せの形に入ったと思ったが、はっきりわからなかった。何かあったら逆に寄せられてしまう形だったので気を使った。(リーグ2勝も)毎局すごく大変。連勝という形になってよかった。

 ▼木村九段 (56手目△6五歩と)あそこに手が伸びるようでは話にならないと自覚していた。正解を指されたら足りない、辛いと思っていた。(リーグ2敗で残り4戦)内容も良くないので勝負になるような将棋を指したい。

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