しりあがり寿さんが「死後の世界」漫画で描く 「死後病棟」巡る設定

[ 2020年9月23日 13:55 ]

しりあがり寿さんら「しりあがり寿の死後の世界」

 「真夜中の弥次さん喜多さん」などの漫画家しりあがり寿さんが、人間の死後について描いた「しりあがり寿の死後の世界」(辰巳出版、税込み1540円)が発売された。

 世界のあらゆる宗教や古文書で描かれた死後の世界を解説、考察するガイドブックのような本。それぞれの“あの世”をしりあがりさんの漫画で描き、オカルト研究家の寺井広樹さんが文章で解説している。

 漫画は、臨死状態に入ったとみられる「瀕死のエッセイスト」が案内役となり、病院のような施設「死後病棟」の中を巡る設定。無数に並ぶドアの向こうにさまざまな死後の世界が広がっており、しりあがりさんらしい幻想的でシュールな雰囲気で描かれる。宗教学者の島田裕巳さんが監修。

 しりあがりさんは本の中で「20代前半から死を恐れ、死を笑うことで恐怖から逃れようと40年書き続けてきた」と自身の創作活動の原点を告白。科学の進歩で「死後の世界」の居場所がなくなったと指摘し、「誰かが新たな死後の世界を作ればいいのに」と期待している。

 第1章「伝統的宗教の死後の世界」では、仏教とキリスト教、イスラム教、神道それぞれの死後の世界を紹介。第2章「死者の書」では、古代エジプト「死者の書」やチベット仏教「死者の霊」、「往生要集」を描き、第3章は「霊界の達人」として、スウェーデンボルグ「霊界日記」や、ワード「死後の世界」、出口王仁三郎「霊界物語」に触れている。

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