佐藤二朗、仏役“セリフ忘れるシーン”の裏側「気が遠くなるほど練習。ガチで騙そうとしてます、客を」

[ 2020年9月23日 16:45 ]

佐藤二朗
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 俳優の佐藤二朗(51)が22日深夜放送のフジテレビ「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0・40)に出演。めったに語らないという、自身の演劇に対する向き合い方を、赤裸々に語る場面があった。

 ドラマ「勇者ヨシヒコ」の仏役で抜群の存在感を示していた佐藤。しかし、そこでは演出の福田雄一氏(52)からありえない指示があったという。「どういうわけだか、仏役の僕が出るシーンだけ段取りがないんですよ。つまり『おはようございます、はい本番!』なんですよ。ありえないんですよ!」と驚いたという。

 「最初の長台詞があって、最後にト書きで“以上のセリフを適宜噛む”ってかいてあるんですよ。俺任せかよ!って。でも実は緻密な打ち合わせをしたりはするんですよ。『そこじゃなくて、ここ噛んだ方がいいんじゃない?』とか。大の大人がそんなこと話すわけですよ」と裏側を明かした。

 演劇論についての話になると「これは松尾スズキさんの言葉なんですけど『彼岸にいたい』って。アマチュアの人がいくらやっても歯が立たない、届きようがない彼岸に我々はいたいと仰っていて。だから僕も到達できない彼岸にいたいなと。いられるかどうかわからないですけど、思いとしてはいたいですね」と本音で語っていた。

 「最新シリーズでセリフを忘れるシーンがあって。これ初めて言いますけど、気が遠くなるほど練習してます。ガチで騙そうとしてます客を。普通のセリフの何倍も家で稽古してます。噛むとか忘れるとか、練習しないとできないから」と話すと、ホストの石橋貴明(58)は「僕はすっかり騙されてますよ。すべてアドリブでやってるんだろうなと思ってました」と舌を巻いていた。

 佐藤が「僕はよく言うんですけど、アドリブってのはその場で出たことを定義するなら、僕にはアドリブはありませんって。最近言ってるんですけど」と話すと、石橋が「賀来(賢人)くんに『ちょっとかわしてみ?』って言ってバン!(とはたく)ってのも、きっちりとした流れの中で?」と質問。佐藤は考えながら「ごめんなさい、それはわりとその場の流れで…」とオチをつけて笑わせていた。

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