ラサール石井「違う、違う、亡くなったんだ…」 志村さんの死に実感なく…

[ 2020年4月28日 13:16 ]

ラサール石井
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 お笑いタレントのラサール石井(64)が28日、TBS「ひるおび!」(月~金曜10・25)に出演。新型コロナウイルス感染による肺炎で先月29日に死去した志村けんさん(享年70歳)について語った。

 ラサールは今夏に15周年を迎えるはずだった志村さん主演舞台「志村魂」で脚本・総合演出を務めてきた。

 ラサールは「とにかく全然まだ実感がなくて、追悼番組のコントを見ていると、これ、今年やるのかなと思っちゃったりしているんです…。あ、違う、違う、亡くなったんだと思って…」としみじみ。

 志村さんは2016年8月に肺炎を患い、大阪・新歌舞伎座での「志村魂」の公演を休演し、その後復帰している。ラサールは「肺炎になられて、大阪公演の楽屋入りの時に鼻から酸素を吸入して楽屋入りされて、その1回は何とかやったんですけど、そのあと休演して…。それ以来ずっとタバコもやめて」と振り返り、「(今年の)2月に誕生会で会った時はすごい若返った感じで。ちょっとしんどい時期もあったんですけど、元気になったなと思ってたんですよ…」と語った。

 さらに「たぶん志村さんは感染されたのが3月の頭ぐらい」と前置きしたうえで「その時はオリンピックも延期になっていないし、みんなもちょっと甘く考えていた時期だった」と回顧。「もう少し今のような警戒態勢になっていたら…。志村さん、助かったんじゃないかと、ちょっと悔しい感じがします」と悔やみ、「助かる人までも亡くなるという状況はとにかく避けたいと思いますね」と力を込めた。

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2020年4月28日のニュース