由美かおる デビュー60周年 今の目標はシニアのアイドル “お銀”がシルバー世代に輝き届ける

[ 2026年4月30日 05:30 ]

笑顔でポーズをとる由美かおる(撮影・河野 光希)
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 今年デビュー60周年を迎えた女優の由美かおる(75)が48年ぶりに映画に出演する。5月29日公開の「小春日和~Indian Summer~」(監督松本動)で白髪姿となり、自身初のおばあちゃん役に挑む。1978年「火の鳥」以来の映画に気持ちも新た。本紙のインタビューに「まだまだ進化して進歩していかないと」と力を込めた。

 人に言えない悩みを抱えて孤立した看護助手の主人公(水村美咲)が亡き祖母(由美)の言葉を胸に前に進む物語。「年を重ねたからこそ理解できる心の動きを表現したい」という思いから、今作を引き受けた。主人公を励ます一言一言には由美の実感がこもっている。現代社会を「コミュニケーションが希薄になっている」と分析。「生きていく上で人との出会いが大切。たとえ迷惑をかけてもいいから、人との触れ合いを大切にして、前を向いて堂々と生きてほしいと伝えたかった」と話した。

 75歳とは思えない美貌。お茶の間を沸かせた抜群のプロポーションも健在。スリーサイズは86・58・86と15歳から変わらない。生き生きした表情はエネルギーに満ちあふれている。いくつになっても輝き続ける秘訣(ひけつ)を聞くと「現状に満足するのでなく、チャレンジすることが大切。それが生きているということだと思います」と目を輝かせた。

 今の目標はシニアのアイドルになること。2010年のTBS「水戸黄門」卒業後は音楽活動に力を入れている。今回の映画では出演だけでなく、主題歌「とまり木」を担当。今年はデビュー60周年に向けたさまざまなイベントも企画している。また、全国のシニア世代に健康法を伝授するため、自身が40年以上実践している呼吸法「由美コア・ブリージング」の講演を精力的に行っており、世界に発信するため英語も勉強中だ。「シニアのアイドルとして、音楽とブリージングを通して世界中の人に生きている喜びを与えたいです」と大きな夢を掲げた。(望月 清香)

 ◇由美 かおる(ゆみ・かおる)1950年(昭25)11月12日生まれ、京都府出身の75歳。62年に「西野バレエ団」入団。66年に日本テレビ系の深夜番組「11PM」でデビューした。73年の映画「同棲時代」、76年の映画「トラック野郎・天下御免」などに出演。86年から約24年にわたって出演したTBS「水戸黄門」では、入浴シーンで人気を集めた。1メートル57。

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