住吉美紀アナ代役の吉田明世アナ「陰性であったらと…」「リスナーさんの声を届けたい」

[ 2020年4月23日 10:09 ]

吉田明世アナウンサー
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 新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった元NHKアナウンサーで現在フリーの住吉美紀(47)がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜前9・00)が23日に放送され、代役を務める元TBSでフリーアナウンサーの吉田明世(32)がエールを送った。

 住吉は19日に肺炎のため緊急入院し、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を受けていることを公表。番組出演は15日からリモート出演に切り替えていたが、20日以降の出演を取りやめた。20日からは代役として吉田アナが出演している。

 吉田は番組冒頭、「今朝はまずご報告があります」と切り出し、「皆さん、すでにご存じかと思いますが、所属事務所の発表によりますと、住吉さんはPCR検査の結果、陽性と発表されたということです。残念ながら、新型コロナウイルスへの感染が確認されました」と報告。「発表には、医師の指導のもと、1日も早い回復を目指し、引き続き、入院治療に専念してまいります。ファンの皆様、リスナーの皆様よりの暖かいメッセージには、この場を借りまして厚く御礼申し上げます、とつづられています」とリリースを代読した。

 「番組にはすでにたくさんメッセージは届いてます」とし、「住吉さん、今はゆっくり休んで、1日でも早く、元気な声をまた届けて」とリスナーの声を読み上げた吉田。「感染しないように人1倍気を遣っていた住吉さん、私も陰性であったらという思いでここまで過ごしていました。今はとにかく治療に専念してもらいたいですし、住吉さんの番組である、この『Blue Ocean』を通して、少しでも多くのリスナーさんの声を住吉さんに届けたい。そんな思いで、きょうもお話させていただいています」と訴えた。

 続けて、リスナーから住吉へのメッセージとともに多くのリクエストが届いたという、サザンオールスターズの「希望の轍」を1曲目として流し、エールを送った。

 エンディングでも、吉田は「私も、アナウンサーの後輩として、今回、住吉さんの力に少しでもなれたらいいなという思いでやっています」と代役を引き受けた思いを吐露。「住吉さん、一所懸命、病気と、コロナと向き合ってると思うので、治療に専念していただいて、回復して、そしてこの『Blue Ocean』で元気に、皆さんに声をお届けできる日を私も1リスナーとして待っていたいと思います」と締めくくった。

 住吉は今月16日に発熱。その後も高熱が続き、18日には39度を超えた。電話で問診した上で、19日早朝に都内の医療機関を受診し、CT検査で肺炎と診断されたため緊急入院。コロナ感染の疑いがあったため、医師の判断でPCR検査を受けていたが、検査が陽性だったことが22日に発表された。関係者は「高熱が続いているが、面会ができていないので詳しい症状は分からない」と話した。

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