石原さとみ 人生最大の挫折…仕事が一気にゼロ「毎日泣いてました」

[ 2020年4月9日 12:32 ]

女優の石原さとみ
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 女優・石原さとみ(33)が8日夜放送のフジテレビ系「TOKIOカケル」(水曜後11・00)に出演し、人生最大の緊張と挫折経験を打ち明けた。

 街頭インタビューから石原のイメージを探るコーナーで、「大物俳優と共演しても緊張しなさそう」という声が挙がると、石原は「ものすごく緊張します」と意外な回答。国分太一(45)から「今までで一番、緊張した人は?」と問われると、挙げたのは吉永小百合(75)の名前。「1度、対談させていただいたことがあるんですけど、挫折というか、1度迷ったことがあるとおっしゃっていて」。名女優の知られざる挫折経験に、石原は「自分の人生経験をすごく丁寧にしゃべってくださった。全部をさらけだせる強さを持っていて、それを伝えてくれたことで、同じように(挫折を)経験されているんだと思って」と勇気づけられたという。

 松岡昌宏(43)が「あの吉永さんですら悩んだんだったら、私たちだって当たり前だってことになるもんね」とうなずくと、石原も「だから私も、悩んだこととか、挫折したことを言っていこうと思いました」と打ち明けた。

 石原に対して世間は才色兼備、文武両道という完璧なイメージが強いようで、「挫折経験がなさそう」という声も挙がった。石原は「あります、もちろん」と回答し、21歳のころ主演作やレギュラー番組が一気にゼロになった経験を打ち明けた。「主演作品がなくなったり、CMも0本になったり、雑誌のレギュラーが8本あったのが全部なくなって、ラジオのレギュラーも5年間やってたんですけどなくなったり…。それが一気に同じタイミングでなくなったんです」。突然訪れた出来事のショックから、「毎日泣いてました」と苦悩の日々を明かした。

 「さとみは休んだ方がいい」というアドバイスを受け、芸能生活で初めて1週間以上の休みをもらったという。選んだ行動は一人旅だった。「ニューヨークに一人旅して、そこで変わりました。『好きなことをしよう』と思って。一人だから何を食べたいとか、どこに行きたいとか、どのネイルを塗るとか」。そこで得たのは、自立することの楽しさだったという。「全部自分で決めることってことを初めてして、そこから人生がずっと楽しい。強くなりました」と笑顔で回答した。

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2020年4月9日のニュース