玉川徹氏 感染者確認の電通の5000人在宅勤務に「電通でこれをやったということは大きい」

[ 2020年2月26日 08:20 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が26日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。広告大手の電通が東京都港区の本社ビルに勤務する50代の男性従業員が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと明かし、26日から当面の間、本社ビルで働く全従業員約5000人を対象に、原則在宅勤務の実施を決めたことに言及した。

 玉川氏は「電通は巨大な広告代理店。いわゆる上場企業で広告を打っている所はほぼ関係してしる。電通でこれをやったということは大きい」と指摘。「例えばある企業の中で感染者が出た場合に“電通がああいうことをやったから”っていうことで、“なぜうちはやらないんだ”ということになるし、逆に“電通がやったからうちもやります”って話になる」と話した。

 また、電通とテレビ局は関係が深いと言い、「考えさせられた。感染者が出ればその人休みますし、その周りの人も休まなきゃいけないし、櫛の歯が抜けていくように感染者が広がればスタッフも抜けていく。そうすると放送の質を落としながらでもどうやって放送するんだと。だからもうVTR取材とかなくなって最後の最後にはこのスタジオにいる人だけ。有識者はスカイプでつないで。そういう地震の後みたいな状態も考える必要が出ている」と厳しい表情を見せた。

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2020年2月26日のニュース