広瀬八段 一石二鳥の▲7七桂

[ 2020年2月22日 05:30 ]

第69期大阪王将杯王将戦 7番勝負第4局第2日 ( 2020年2月21日    神奈川県箱根町・ホテル花月園 )

明暗この一手 A図
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 【明暗この一手 関口武史】渡辺の攻勢に広瀬も呼応し、難解な攻防が繰り広げられた中盤戦。流れに乗って飛車をさばいた広瀬が躍り出る。昼食休憩前に右桂の活用が実現し、広瀬の駒が一気に渡辺陣に襲い掛かる。

 渡辺が△4四歩と我慢の手を指した局面、持ち時間切迫の中、広瀬は貴重な16分を使い▲7七桂(A図)と一石二鳥の好手。懸案だった左辺の壁形の解消と▲6五桂打と急所への攻撃、盤上この一手といえる絶品の活用!

 攻めでは成算が立たなかった渡辺は桂跳ねに△3四銀打とアヤを求めたが強く▲6五桂打から中央突破。優勢になった広瀬は粘る渡辺を振り切り、壮絶な打ち合いを制した。2局目から続く攻めの姿勢を貫き、広瀬が再び五分に星を戻した。(本紙観戦記者)

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