桑田佳祐、文春で“桑田砲”22年ぶり雑誌連載「頭もアソコも元気なうちに」

[ 2020年1月4日 05:31 ]

22年ぶりの雑誌連載を「週刊文春」でスタートさせるサザンオールスターズの桑田佳祐
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 サザンオールスターズの桑田佳祐(63)が、22年ぶりに雑誌の連載を担当する。「週刊文春」(文芸春秋社)で9日発売号からスタート。

 「頭もアソコも元気なうちに、言いたいことを言っておきたい!」。60代の中盤に差し掛かりそんな思いを持っていた桑田。週刊文春側が「桑田さんの言葉を後世に残したい」との意向を持っていたことで思いが合致。昨秋に連載が決定し、編集者やスタッフは「本になるまでやろう」とヤル気マンマンだ。

 タイトルは桑田が自ら付けた「ポップス歌手の耐えられない軽さ」。ミラン・クンデラ氏のベストセラー小説「存在の耐えられない軽さ」のパロディーだ。98年に担当した「Tokyo Walker」の「好きにしていいのよ」以来、22年ぶりの連載となる。

 桑田の一人語りの形式で、テーマを設けずに自由に語る内容。お酒を飲みながらざっくばらんに話したものを、編集者が原稿に仕上げる。関係者は「“世相を斬る”というものではなく、桑田さんが独特の目線で見た現代社会を語るものになる」と話している。

 昨年12月に最初の語りの場が設けられた。音楽はもちろん、デビュー時の思い出や社会問題、今年新たに挑戦したいことなど話題はさまざま。「パパ活」「VRアダルトビデオ」といった時事ネタにも及び、桑田は4時間しゃべり倒した。

 桑田がメディアを通して音楽以外のことを語る機会は少ない。同誌の加藤晃彦編集長は「桑田さんが今どんな思いを抱き、どんな言葉を後世に残したいと考えているのか、皆さんの関心も非常に高いと思います。桑田さんの愛の言霊の数々にご期待ください」と話している。

 《民放五輪テーマ曲歌う!ソロで躍動の20年》桑田の2020年はソロ活動の一年となる。まずは全国の民放114局による東京五輪の共同企画「一緒にやろう」の応援ソングを担当。初めて統一される民放の五輪テーマ曲を歌う。また、ホスト役を務めるボウリング大会「KUWATA CUP」の予選が開催中。来月23日に都内で開かれる決勝大会には、桑田も何らかの形で登場する予定だ。大会テーマ曲「悲しきプロボウラー」も同12日に発売される。

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