令和も倍返しだ!堺雅人、6年半ぶり「半沢直樹」3日放送TBS「エピソードゼロ」に登場

[ 2020年1月3日 05:31 ]

TBS新春ドラマ「半沢直樹2 エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~」に出演している堺雅人(右)と及川光博
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 平成の視聴率男・半沢直樹が令和最初の正月に帰ってくる。3日放送のTBS新春ドラマ「半沢直樹2 エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~」(後11・15)で、堺雅人(46)が半沢を演じていることが分かった。4月期に日曜劇場で放送される第2弾「半沢直樹」へ向けて、スタートダッシュする。

 「半沢…」は13年の連ドラ最終回で、平成のドラマで最高の視聴率となる42・2%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。銀行員の半沢直樹が、行内の不正を次々に暴いて敵を倒していくストーリーで人気を呼んだ。今作はこの連ドラの後に起こった事件を描くもので、主演を吉沢亮(25)、ヒロインを今田美桜(22)が務める。ファンの間でも「半沢は出ないんだね」と話題になっていたが、数シーンだけ半沢が特別出演している。

 堺が半沢を演じるのは6年半ぶり。撮影は12月中旬に行われ、道を歩くシーンからスタート。緊張感がスタッフに漂う中、堺は気負いのない様子で淡々と歩いた。伊與田英徳プロデューサーは「りりしい半沢の姿を見て、このドラマにさらなる深みが増すことは間違いないと確信した」と振り返った。

 さらに、同期の情報通・渡真利忍を演じた及川光博(50)も登場。半沢と2人で近況を話し合う場面では、大和田常務(香川照之)、中野頭取(北大路欣也)ら懐かしい名前も出てくる。半沢独特の速いセリフ回しも当時のままだ。

 13年の連ドラは半沢の決めゼリフ「倍返し」が新語・流行語大賞の年間大賞を受賞するなど、大きな社会現象となった。今作は4月の第2弾の前日譚(たん)でもあり、ファンの気持ちを高めていくことになる。関係者は「今回の出演は続編を心待ちにしてくれたファンへの“倍返しの感謝”です。4月の第2弾を楽しみにしてください」と話している。

 ≪13年年間視聴率で紅白に次ぐ2位≫▽半沢直樹 13年7月期にTBSで放送。原作は作家池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」。主人公の半沢は東京中央銀行に勤める有能な銀行マン。何度も苦境に立たされるが、そのたびに「やられたらやり返す、倍返しだ!」と奮起して敵を倒した。初回視聴率は19・4%だったが、回を追うごとに数字を上げ、最終回は42・2%。13年の年間視聴率でもNHK紅白歌合戦の44・5%に次ぐ2位だった。

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