工藤阿須加「このミス」大賞ドラマで地上波連ドラ初主演「覚悟を持って向き合った」

[ 2019年12月26日 15:39 ]

関西テレビのドラマ「連続殺人鬼カエル男」で主演を務める工藤阿須加
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 「このミステリーがすごい!」(宝島社)の大賞ノミネート作品から選ばれた「このミス」大賞ドラマシリーズ第4弾「連続殺人鬼カエル男」(全8話、木曜深夜0・25、関西ローカル)が来年1月9日(初回のみ深夜0・40)から地上波放送でスタート。26日、主演の工藤阿須加(28)が同局(大阪市北区)で取材会に臨み、「重厚感、緊張感があってスピーディでセンシティブなミステリーが、観てくれた皆さんに響くヒューマンドラマだと思います」とPRした。

 地上波の連ドラ主演が初めてとなる工藤は「カエル男」と呼ばれる猟奇的連続殺人事件の犯人を追う刑事役。「センシティブな内容が多く含まれているので、覚悟を持って向き合った」と語った。医学的な部分も「スマホで調べて取り組んだ」との気合いの入れようだ。コンビ組む先輩刑事の鶴見辰吾(55)が「半年前から筋トレをされて、ボクよりひと回り大きな身体を作ってこられた」と驚きの表情。自身は自重負荷トレーニングで鍛えているそうだが「ベテランの方も努力するんだというストイックな姿」に勉強させられたようだ。さらに「鶴見さんの主食はプロテインなんです」と暴露して笑わせた。

 番組タイトルの“カエル男”に絡み「自分は何男?」と質問されて「直球男。動物ならイノシシ男ですね」と言う。「猪突猛進で、考えるより先に身体が動いてしまう」そうだ。父であるプロ野球ソフトバンク・工藤公康監督(56)とは「ちょっと違う部分。父は凄く考えてから行動するタイプ」と明かした。

 今年を振り返って「毎年、充実してます。エネルギーを貯め込むことができた1年」と語り、20年については「オリンピックのある年。いい意味で変化する年にしたい。3年後を見据えて取り組むことを増やしたい」と飛躍を誓った。

 他の出演者は、野波麻帆(39)、前田航基(21)、水沢紳吾(43)、島田久作(64)ら。

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2019年12月26日のニュース