テレ東社長「他局ではありますが」ラグビーW杯の盛り上がりに言及 柔道、卓球も「できるだけ生で」

[ 2019年10月31日 15:40 ]

 テレビ東京の小孫茂社長(67)が31日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、ラグビーW杯の大きな盛り上がりに「テレビというものの価値を再評価していただいた」と評価した。

 開催中のラグビーW杯はNHK、日本テレビで生中継されているが、高視聴率を連発し大きな盛り上がりを見せている。小孫社長は「他局さんの話ではありますが」と前置きしたうえで「ラグビーのW杯で驚異的な視聴率を叩き出した。テレビというものの価値を視聴者の皆さんに再評価していただいた部分があると思う」と他局の放送でありながらラグビーW杯の盛り上がりに言及した。

 この秋、同局は「柔道グランドスラム大阪」(11月22~24日)、卓球W杯団体戦を放送する。「よく言われるテレビ離れは放送する側にもおそらく責任があったんだと痛感している」と分析し、「テレビ東京としてもそういう視聴者さんの行動を真剣に受け止めて、テレビでできることはすべてやろうと心構えでやる。卓球、柔道でできるだけライブで生で迫力のあるスポーツを視聴者の皆さんにお楽しみいただく環境を作りたい」と力を込めた。

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2019年10月31日のニュース