日本テレビ社長「先週は3冠を逃しております」 下半期は1勝1敗1分け

[ 2019年10月28日 15:39 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビの小杉善信社長は28日の定例会見で、「残念ながら先週は世帯視聴率で3冠を逃しております」と報告した。

 10月21~27日の平均視聴率(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)は、全日帯(午前6時~午前0時)8・0%、ゴールデン帯(午後7時~10時)11・1%、プライム帯(午後7時~11時)10・4%で、いずれも2位。

 首位のテレビ朝日は、全日帯8・2%、ゴールデン帯12・2%、プライム帯12・4%で3冠を達成している。

 今年の日テレは6年連続の年間3冠王へ苦戦中。2019年下半期平均視聴率は、9月30日から今月27日までの4週分でテレ朝に全日帯(8・1%)で並ばれ、11・6%のプライム帯は、0・3ポイント差で2位。12・3%のゴールデン帯は、0・7ポイント引き離しており、1勝1敗1分け状態だ。

 それでも小杉社長は「年間(18年12月31日~今年10月27日)、年度(4月1日~10月27日)はまだ2位局(いずれもテレ朝)に差をつけてトップを走っています」と強調。

 編成担当の福田博之取締役は、「10月期は、まだスポーツなどで通常の編成が崩れています。まだ、勝った負けたの段階ではない」とラグビーW杯中継などで、秋の改編番組が順調な放送態勢に入っていないことを説明。「ドラマは3作ともオリジナル作品で、これから力を入れていきたいと思います」と巻き返しを期した。

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