山本昌さん「世界目指す」ミニRC「ギガストリーム」堪能

[ 2019年9月18日 09:00 ]

名古屋市「ラジコン天国」でギガストリームを楽しむ山本昌さん
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 プロ野球・中日の元投手で、野球評論家の山本昌さん(54)が17日、名古屋市内でタカラトミーのミニ・ラジオコントロール(RC)玩具「ギガストリーム」のプロモーションビデオ撮影に臨んだ。

 現役時代からRCマニアとして有名で、日本選手権にも出場した国内トップクラスの腕前の持ち主。この日は「ホームグラウンド」という名古屋市のRC専門店「ラジコン天国」のコースで、見事な操縦技術を披露した。ギガストリームを遊び尽くして「小さいけど、スピードが速いのにまずびっくり。この金額でこれだけ楽しめるのは凄い」と驚きの表情。混線せずに、1度に10台まで走らせることができるため「友達と一緒に、いろんなことして遊べそう」と笑顔で話した。

 全長約55ミリの小さな車体が出す時速25キロのスピードは、実際のレーシングカーのサイズに換算すると時速約1455キロ。重さ約20グラムで壊れにくく、車体を覆う透明テープ状の「ロールウイング」を付ければ転倒しても自然に起き上がる仕組みになっている。くるくるスピンしたり、3メートル以上もジャンプするなどアクロバティックな動きが室内で楽しめる。

 コントローラーは山本さんの大きな手にもしっくり馴染むようで「僕の手でも全く問題ない」と器用に操作、。同社スタッフによると「すぐにコツをつかまれて、撮影が非常に早く終わりました」という。

 2015年、NPB史上最高齢の50歳で登板する偉業を花道に引退。「ラジコンのおかげで、野球を長く続けることができた」と公言し、細部を突き詰め、変化を恐れぬ姿勢は、野球にも役立ったと分析している。

 引退後は、よりRCに没頭しているかと思いきや「現役時代の方がやってたかなあ」と苦笑い。今後の目標については「これまで挑戦できなかった世界選手権には出てみたい。体力が落ちてきても、指2本動けば戦える世界だから」と目を輝かせた。

 この日は、山本さんが「青・紫・白などを配色したオレのカラーリング」という“山本昌モデル”のギガストリームを、タカラトミーがプレゼント。山本さんは「ギガストリームが人気商品となり、大会などが開かれるようになったら自分も出て盛り上げたいね」と上機嫌だった。

 「ギガストリーム」は税別3980円で、10月下旬発売。ブラック、ブルー、レッドの3色がある。山本さんが登場するPVは10月上旬にYouTubeで公開される。

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