ジャニーズJr.「Snow Man」「SixTONES」が来年同時CDデビュー

[ 2019年8月9日 04:00 ]

<ジャニーズJr.8・8祭~東京ドームから始まる~>フォトセッションでポーズをとる(前列左から)Snow Man・向井康二、渡辺翔太、深澤辰哉、ラウール、岩本照、SixTONES・ジェシー、京本大我、松村北斗(後列左から)Snow Man・目黒蓮、宮館涼太、阿部亮平、佐久間大介、SixTONES・田中樹、高地優吾、森本慎太郎(撮影・郡司 修)
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 ジャニーズJr.の総勢330人が8日、Jr.としては19年ぶりとなる東京ドーム公演を行い、Snow Man、SixTONESの2組が2020年にCDデビューすることが発表された。18年5月のKing&Prince以来で、ジャニーズ史上初の2組同時デビュー。7月9日に他界したジャニー喜多川社長(享年87)の構想で、海外展開も視野に入れて動きだす。

 スクリーンに「CDデビュー」の文字が映し出されると、5万5000人のファンから大歓声が上がった。Snow Manはエイベックス、SixTONESはソニーミュージックからそれぞれCDをリリースする。Snow Manが20年春にアジア公演、SixTONESが19~20年に全国ツアーを行うことも発表。

 Jr.のプロデュースを手掛ける「ジャニーズアイランド」の滝沢秀明社長(37)は取材に2組のデビューを「ジャニーさんから言われていた」と説明。Snow Manはアジア、SixTONESは北米への進出を視野に入れており、滝沢氏は「海外進出もジャニーさんが将来の形としてずっと話していた」と語った。

 2組はジャニーさんが倒れた後の6月28日に滝沢氏から病室に呼び出され、ジャニーさんが寝ているベッドをメンバーが囲む形でデビューを聞かされた。Snow Manの岩本照(26)は「滝沢君やジャニーさんへの恩返しをしていきたい」と活躍を誓った。SixTONES・ジェシー(23)は「海外の大きな所に立って、こんなやつらがいるんだって知らせたい」と意気込んだ。

 デビューグループの平均年齢はA.B.C―Zの23・6歳が最高だったが、8日時点でSixTONESが23・7歳、Snow Manが24・4歳と2組ともに上回る遅咲きのデビュー。Snow Manの深澤辰哉(27)、阿部亮平(25)はジャニーズ入所からこの日の時点で15年。Kis―My―Ft2の藤ケ谷太輔(32)の12年9カ月を抜いて最長記録となった。

 2組同時デビューも含め、記録だらけとなったことに、岩本は「Snow Manで“初”と付くものを狙っていた」と笑顔。自身も入所から12年8カ月で「後輩にデビューで先を越されるのはキツかった。長かったのは無駄じゃなかったということをこれから見せていきたい」と力を込めた。

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2019年8月9日のニュース