藤木直人「なつぞら」視聴者投稿アニメに採用!異例の演者作品にネット驚き「ご本人?」

[ 2019年6月29日 08:15 ]

連続テレビ小説「なつぞら」にレギュラー出演している藤木直人(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)にレギュラー出演している俳優の藤木直人(46)が制作したアニメーションが29日、エンディングの視聴者投稿コーナー「なつぞらアニメーション」に採用された。朝ドラ出演中の役者が、その作品の視聴者投稿コーナーに採用されるのは極めて異例。

 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務める節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。藤木は、なつを引き取った柴田家の父・柴田剛男を好演している。

 ドラマの題材にちなみ、「なつぞら」は4秒以内のアニメーションを募集中。NHK関係者によると、今回は藤木本人がいち視聴者として投稿。NHKのスタッフは投稿者の名前を見ずに厳正な審査をしており、作品の出来から採用に至った。ちなみに前作「まんぷく」は「まんぷくごはん」と題して写真を、その前の「半分、青い。」は「アイデアしゃしん」と第して写真に絵を施した作品を募集した。

 藤木の公式ツイッターでも「本日放送78回の番組最後に紹介されたアニメーション作品に#藤木直人の名前がっ。本人自作のアニメーションが選ばれましたー!ありがとうございます」と報告された。

 この日、第78回本編がオンエア後、来週第14週(7月1~6日)の予告が終わると「東京都 藤木直人さん」の表示。“笑顔のボール”が弾み、最後は青空の下のサイロが現れるカラフルなアニメーションが流れた。藤木は4月5日に同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。番組公式サイト上でアニメーションを制作・投稿する方法を実体験。タブレットを使い、即席で牛乳瓶のアニメーションを制作し「じっくりやってみたいですよね」と興味を示していた。これが今回の制作・投稿のきっかけになったようだ。

 インターネット上には「ご本人?」などと驚きの声が続出。「(天陽結婚など衝撃展開の後)『東京都 藤木直人さん』で笑ったw」「(アニメーションは藤木が得意の)ルービックキューブじゃなかった」などの書き込みも見られた。

 著名人としては、漫画家なかはら・ももた氏が4月20日に採用されている。今後も注目を集めそうだ。

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