知花くらら「大切な人をなくしたときに、短歌に言葉をのせることで楽になれた気持ちもあった」

[ 2019年6月29日 15:46 ]

初の歌集「はじまりは、恋」(KADOKAWA)の発売記念イベントを行った知花くらら。
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 モデルの知花くらら(37)が29日、都内で初の歌集「はじまりは、恋」(KADOKAWA)の発売記念イベントを開いた。

 13年からさまざまな場面で詠んできた短歌をまとめた歌集。17年に第63回角川短歌賞で佳作を受賞するなど、その才能は高く評価されている。歌人で京大名誉教授の永田和宏氏に師事し、歌について学んできた。今作では、恋愛、社会問題、家族、故郷の沖縄など、さまざまなテーマで詠んだ作品を収録した。

 17年に俳優上山竜治(32)と結婚。先月、第1子を妊娠中であることを発表し、この秋に出産予定。「安定期に入り、落ち着きました。名前も考え始めているんですけど、なかなか決まらない」と嬉しい悩みを明かした。

 実は、昨年に流産も経験した。短歌にはそうした思いを反映させたこともあり「大切な人をなくしたときに、短歌に言葉をのせることで楽になれた気持ちもあった」と話した。「デリケートなことなので掲載しても良いのかと心配の声もありました」と今作に収録するか考えたが、「でもそこだけ編集して切り取るのは自然じゃないことのように思えた」と思いを語った。

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2019年6月29日のニュース