長嶋一茂 田口容疑者の“タレント責任”を力説「一般の人の罪、償いとは違う」

[ 2019年5月26日 11:08 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(53)が26日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。元KAT-TUNの田口淳之介容疑者(33)と交際中の女優、小嶺麗奈容疑者(38)が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されたことについて「タレント責任というのは絶対に出る」と厳しくコメントした。

 事件について意見を求められた長嶋は「タレント責任というのは絶対に出るわけですよ」と切り出し、「元KAT―TUNって出ても、小嶺さんは女優さんですし、バックアップしてコンサートも控えているということは、社会責任というものは追及されるわけで。日本の社会ではやってはいけないものとなっているわけですから、それをやった人の罪、償いは、一般の人の罪、償いとは違います」と力を込めた。

 さらに「一般の人は迷惑をかけた人に個人的に謝罪なり、禊(みぞぎ)なりをすればいいけれど、この情報を公共電波で出しているということは、彼が出たことによって、“タレントさん、たくさんやっているの?”ってなっちゃう。我々はそこの世界にいるってなっちゃう。それはとんでもない話」とピシャリ。

 田口容疑者が「熊本ふれんず応援大使」を務めていたことにも触れ、「今回ダメになっちゃったけど、今後は無償で、バックアップなしに地震の復興のためにできることは何かを考えて、尽力して(やっていくべき)」と主張。「公共的な責任は発生するので信用を取り戻すのは容易ではないと思う。そこを考えているのかなというのは思います」とあきれ顔を見せた。

 関東信越厚生局麻薬取締部が22日、東京都世田谷区の田口容疑者の自宅マンションを捜索。小袋に入った乾燥大麻数グラムを押収し、薬物鑑定した結果、陽性反応を示したため午後1時47分に現行犯逮捕した。常習性を疑わせる大麻を砕くための器具「グラインダー」や、巻き紙の束も押収されている。同部は24日、田口、小嶺両容疑者を送検した。

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2019年5月26日のニュース