未来のタカラジェンヌが「すみれ募金」 135万円超集まる

[ 2019年5月26日 14:30 ]

宝塚音楽学校恒例の「すみれ募金」に参加した第106期生の(右から)堀部真未さん、圓福寺萌花さん、平野花奈さん、坂本芙香さん
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 未来のタカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の生徒が26日、兵庫・宝塚大劇場前で恒例の「すみれ募金」を行った。

 小児がんケア支援のための募金活動で、生徒らは袴姿で募金箱を手に「病気の子どもたちにご協力をお願いします」と呼びかけ、約2500人ものファンが詰めかけた。

 本科生で第106期生の堀部真未さんは「暑い中、たくさんの方に集まって頂きました。この力が子どもたちに届いてくれたらうれしい」とにっこり。活動の前に、ガンと闘う子どもたちの姿をDVDで見たという坂本芙香さんは「映像を見て泣いてしまったのですが、涙で終わらせるのではなく、子どもたちの笑顔に変えたい」と表情を引き締めた。

 圓福寺萌花さんは、多くのファンに声を掛けられたことに「(来年の)初舞台に向けて改めて精進しなければいけないと思いました」。平野花奈さんも「日々成長できるように頑張っていきたい」と、協力してくれたファンに感謝した。集まった135万5733円は全額、「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付される。

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2019年5月26日のニュース