NGT問題 運営側の課題はメンバーへの情報公開 メディア対応では改善点も

[ 2019年4月23日 08:35 ]

NGT山口真帆卒業

涙ながらに手紙を読んで卒業発表の思いを語る山口(C)AKS
Photo By 提供写真

 【記者の目】事態の混迷を深めた原因はAKSの初手にある。山口が男に襲われても、その怒りや恐怖を共有せず、再発防止策をすぐに打ち出せなかった。山口が運営への不信感を募らせ事件は騒動化、その後も運営側の対応が後手に回って大炎上につながった。

 対応のまずさが際立った一方、改善した部分もあった。例えば、情報番組でこの日朝から繰り返し流れていた山口の映像。これはAKSが提供したもので、自社トップの“パワハラ”を告発する場面なども含まれていた。新聞社やインターネット媒体向けの公演リポートにもあいさつ全文を掲載。自社に都合の悪い情報を包み隠さず発信した。沈黙し続けた頃に比べると、何か隠そうとする意思はないと信じたい。

 ただ、肝心のメンバーへの情報公開は不透明のままになっていないか。「チームGの解散はスタッフの間だけで決められた」と山口は訴えた。コミュニケーション不足の改善に努めるというならこうした課題にも向き合ってほしい。 (安田 健二)

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