「まんぷく」全話平均21・4% 7作連続大台 「半分、青い。」上回る

[ 2019年4月1日 10:35 ]

女優・安藤サクラ
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 女優の安藤サクラ(33)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月~土曜前8・00)の最終回(第151話)が3月30日に放送され、全151回を通じた期間平均視聴率は21・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。

 2015年後期「あさが来た」から7作連続の大台突破。16年後期「べっぴんさん」の20・3%、17年前期「ひよっこ」の20・4%、17年後期「わろてんか」の20・1%、18年前期「半分、青い。」の21・1%を上回る好数字を残した。

 全話平均は15年後期「あさが来た」が23・5%、16年前期「とと姉ちゃん」が22・8%、16年後期「べっぴんさん」が20・3%、17年前期「ひよっこ」が20・4%、17年後期「わろてんか」が20・1%、18年前期「半分、青い。」が21・1%。

 最終週(第26週)の平均視聴率は21・8%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)。同週の各日の番組平均は25日=22・7%、26日=22・0%、27日=21・8%、28日=20・6%、29日=21・3%、30日(最終回)=22・1%だった。

 初回23・8%と朝ドラの初回としては今世紀最高のスタートを切り、週平均は第13週まで20%台で推移。年末年始で放送を休止し、1月4、5日のみの放送となった第14週は19・7%と初めて20%を割ったが、第15週で20・9%と大台を復帰し、第16週=21・2%、第17週=21・8%、第18週=21・1%、第19週=21・4%、第20週=21・4%、第21週=21・6%、第22週=20・6%、第23週=21・7%、第24週=20・4%、第25週=21・7%、最終第26週=21・8%と推移した。

 朝ドラ通算99作目。大河ドラマ「龍馬伝」、フジテレビ「HERO」「ガリレオ」「海猿」などのヒット作を手掛けた福田靖氏のオリジナル脚本。インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏と、その妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で明るくひたむきに生き抜く福子(安藤)とバイタリティーあふれる実業家の夫・萬平(長谷川博己)の波乱万丈の物語を描いた。

 最終週(第26週)は「行きましょう!二人で」。萬平(長谷川)の努力と福子(安藤)の支え、若手社員たちの奮起で「まんぷくヌードル」が完成する。満を持して売り出すが、思うように売り上げは伸びない。やはり強気の高価格が原因かと、社内で値下げを検討されたが萬平はそれを拒み、販売ルートの見直しを図ることになった。悩む萬平を見かねて、福子は「まんぷくヌードル」の売り上げを伸ばすPR方法を探る…という展開だった。

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2019年4月1日のニュース