「いだてん」第11話は8・7% 瀧容疑者逮捕後初放送

[ 2019年3月18日 09:51 ]

「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(C)NHK
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と俳優の阿部サダヲ(48)がダブル主演するNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の第11話が17日に放送され、平均視聴率は8・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。出演しているピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が12日にコカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されてから初の放送で、前週と同じ視聴率だった。

 「いだてん」は初回15・5%で、0・1ポイントながら前作「西郷どん」の初回15・4%を上回ったが、第2話は12・0%と大幅3・5ポイント減。第3話13・2%、第4話11・6%、第5話10・2%と推移し、第6話で9・9%と“史上最速”で1桁に陥落。その後も第7話9・5%、第8話9・3%、第9話9・7%、第10話8・7%と1桁が続いていた。

 NHKによると、第11話にはもともと瀧容疑者の出演シーンはなく、24日放送の第12話、31日放送の第13話は出演シーンはあったがカットされる。約3カ月先の放送分まで撮影を終えているが、瀧容疑者が撮影を済ませた4月放送以降の場面は撮り直しする方向で進んでいる。

 大河ドラマ58作目の「いだてん」は、86年「いのち」以来33年ぶりの“近現代大河”。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤氏が大河脚本に初挑戦。オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。

 勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。「昭和の大名人」と呼ばれる落語家・古今亭志ん生(1890~1973)が物語をナビゲート。志ん生役にビートたけし(71)、若き日の志ん生・美濃部孝蔵役に俳優の森山未來(34)を起用した。

 第11話は「百年の孤独」。1960年の東京オリンピックを控える田畑政治(阿部サダヲ)は開会式を研究すべく、ストックホルムオリンピックの記録映像に見入る。時は1912年7月のストックホルムオリンピック開会式。「NIPPON」のプラカードを持ち、四三(勘九郎)と弥彦(生田斗真)が日本初のオリンピック選手として入場。そして競技が始まる。短距離走に臨む弥彦はレース前に極度の緊張状態に陥るが、監督の大森兵蔵(竹野内豊)の言葉によって本来の自分を取り戻し、一世一代の大勝負に挑む…という展開だった。

▼「いだてん」視聴率推移

1月6日 15・5%

 13日 12・0%

 20日 13・2%

 27日 11・6%

2月3日 10・2%

 10日 9・9%

 17日 9・5%

 24日 9・3%

3月3日 9・7%

 10日 8・7%

 17日 8・7%

※ビデオリサーチ調べ、関東地区

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