勘九郎「いだてん」“故郷”熊本で公開収録 松村邦洋が大河マニア秘話を披露

[ 2019年2月23日 23:21 ]

熊本県玉名市で公開収録に臨んだ(左から)松村邦洋、宮崎美子、中村勘九郎
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 NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(日曜後8・00)の前半の主演を務める歌舞伎俳優・中村勘九郎(37)が23日、主人公・金栗四三の故郷のひとつである熊本県玉名市で公開収録に臨んだ。

 「大河ドラマ『いだてん』特集in熊本『金栗万博〜世界“最遅”ランナー金栗四三の軌跡〜』と題した収録はトークショー形式で行われ、四三の母シエ役の宮崎美子(60)と大河ドラマをこよなく愛するお笑い芸人・松村邦洋(51)も参加。玉名市民会館に集まった満員800人を盛り上げた。

 これまでの「いだてん」ロケ風景などをVTRで紹介した後、勘九郎は四三の実際の生家での撮影について、最初にスタッフたちとこの生家を訪ねた時に「是非ここでやるべき!」と話し合って実現に至ったと裏話を語った。

 昨年4月、四三が15歳のシーンから熊本ロケがスタート。勘九郎は「同級生の子供役に本当の中学生を集められて、僕はまだ坊主頭だからよかったが、勝地涼くんは大変だったと思う」と話して笑いを誘った。大河ドラマに詳しい松村は、西田敏行が51歳の時に「八代将軍吉宗」で16歳になったシーンを演じたと、モノマネを交えて秘話を披露した。

 熊本出身の宮崎は「方言を出しすぎると皆が何言ってるか分からないので」とネイティブならではの複雑な心境を語ったが、大河マニアの松村は「大河はもっと方言でやった方が良いと思うんです」と日本各地の歴史を取り上げる大河ドラマに熱いエールを送った。

 番組は3月15日(金)午後7時57分から総合・熊本県域、3月17日(日)午後1時5分から総合・九州沖縄で放送予定。

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2019年2月23日のニュース