藤井七段の師匠、杉本七段が八段昇格 愛弟子よりも早く

[ 2019年2月23日 05:30 ]

八段昇格が決まった将棋の杉本昌隆七段
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 将棋の杉本昌隆七段(50)が22日に行われたテレビ棋戦に勝ち、七段昇段後190勝を達成した。規定により同日、八段に昇段した。故板谷進九段門下で愛知県出身の杉本は1990年10月に四段昇段後、95年12月五段、2000年7月六段、06年2月七段。以降13年かけて190勝を積み上げた。

 「子供の頃、将棋を覚えて棋士を志した時から八段昇格は夢でした」という杉本は弟子の藤井聡太七段(16)よりも早く八段昇段を果たし「これからも弟子に負けないよう勝ち星を積み上げていきたいです」と安堵(あんど)の弁。藤井は「対局や普及に全力で取り組む師匠を尊敬しています。これからもますますご活躍されることを祈念しています」と祝福コメントを発表した。

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