尾木ママ 小4少女虐待死、児相の対応に「少なくとも【虐待加担】罪」

[ 2019年2月6日 12:05 ]

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏
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 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が6日に自身のブログを更新。千葉県野田市立小4年の少女(10)が自宅浴室で死亡した事件について言及した。

 事件では、傷害容疑で逮捕された父親(41)と共謀し、少女に暴行したなどとして同容疑で母親も逮捕された。市教育委員会は、少女が虐待被害を訴えたアンケートの回答を父親に渡していた。また、児童相談所は、父親が少女に「父からの暴力はうそ」などと書面に書かせたことを把握しながら、特に対応しなかった。

 これを受け、尾木氏は「子どもの声聴く児相、学校、教育委員会にして!!」のタイトルでブログを更新。「両親だけじゃなく、学校、教育委員会、最後の頼みの子ども守る児相にまで 父親に書かされた【お父さんに叩かれたのはウソです。児相は来ないで、、】なる手紙はその場で〈書かされた〉と見抜いていながら、2日後には一時保護を解除、親元に返すとは!」と憤り、「虐待地獄に放りだすのも同じこと 少なくとも【虐待加担】罪 国民感情では母親のように【逮捕】ものではないでしょうか?」と指摘した。

 また「児相 解散して、組織替えすべきだと思うのです 厚労省がデータ問題で大変な事態 分かりますがーーどうか子どもの命を守ってください!児相の解体的組織替え 本気出して検討、着手されたい!!待った無し!です!」と強調。さらに「教育委員会も無用の長物【子ども守る横断的組織】子ども省 子ども参加で作る時期ではないでしょうか」と呼びかけ、「素敵な児相職員 素敵な教育委員会 ないわけじゃありません しかし子どもの命が最優先 命守れない大人 社会 これ以上子どもたちの目に触れさせたくありません みなさんはどうお考えでしょうか?」と訴えかけた。

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2019年2月6日のニュース