どうなる「純烈」 盛り上げ役&振り付け担当失い大きな痛手 熱烈なファンは「何があっても…」

[ 2019年1月12日 05:38 ]

17年11月、5人体制の純烈。今後は4人でグループ活動を継続することになるが、イバラの道が待ち受けている。(左から)白川裕二郎、小田井涼平、友井雄亮、後上翔太、酒井一圭
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 NHK紅白歌合戦の初出場からわずか11日。純烈は大きな局面を迎えた。苦楽をともにしたメンバーが突如脱退。今後は4人で活動するが、関係者は「ムードメーカーで人気もある友井が抜ける影響は大きい」と心配している。

 ファンによれば、友井はリードボーカルの白川裕二郎(42)に次ぐ2番人気。「ライブ中のテンションが一番高い」といい、盛り上げ役の一面もある。

 昨年大みそかの紅白終了後、5人はそのまま元日未明から早朝にかけ、首都圏のスーパー銭湯3カ所を回ってファンに御礼した。3カ所目でミニライブが始まったのは午前7時ごろで、メンバーは疲れ切って声もガラガラ。そんな中で「盛り上がっていくぞ〜!」と声を上げたのが友井だった。ファンに愛される明るさを持っていた。

 グループは振り付け担当も失う。10代から関西でアイドルとして活動していた経験を生かし、歌唱時の動きやフォーメーションをすべて1人で決めてきた。関係者は「カバー曲を歌う際も友井が曲を聴いて振り付けを決めていた。メンバーも信頼していたし、簡単に別の人にお願いすることもできない」と苦悩を明かした。

 残るメンバーは既に4人体制で始動している。10日の番組収録では「5人のフォーメーションのままではできないので、その場で“マイクスタンドを横に4台並べよう”などとメンバーが決めていく形でした」と関係者。紅白でも披露した「プロポーズ」の友井のソロパートは後上翔太(32)が歌ったが、歌唱パートの再編も急務だ。

 早くも仕事にも影響が出てきた。24日から来月4日まで東京・明治座で開かれる、前川清(70)の座長公演が決まっているが第2部の歌謡ショーだけでなく、第1部の芝居にも出演。5人に役が割り当てられており、友井の穴を別の人で埋めるか、台本を換える必要もありそうだ。別のテレビ局関係者は「情報番組の定期的な出演が新たに決まったメンバーもいるのに、この先どうなるのか…」と顔を曇らせた。

 ただ、前途は多難だが熱烈なファンからは「何があっても4人を応援していく」という声も上がっている。既に決まっている仕事に関しては4人で続ける意向。友井の脱退が決まった9日以降、メンバー間で話し合いはもたれていないが、今後どのように活動をしていくのか、まずは心をひとつにして一致団結することが大事だ。

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2019年1月12日のニュース