テレビ視聴率戦争 「日テレ1強」揺るがすテレ朝の猛追 功労者は「暴れん坊将軍」

[ 2018年12月18日 09:30 ]

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 【芸能 激動2018(6)】テレビ界では今年「日本テレビ1強」を揺るがすテレビ朝日の“猛追”があった。

 10月の月間視聴率(1〜28日)で、テレ朝が全日帯(午前6時〜午前0時)のトップに立った。日テレが2013年12月から君臨してきた全日帯、ゴールデン帯(午後7〜10時)、プライム帯(午後7〜11時)でトップとなる「3冠王」を4年10カ月で止めた。続く11月の月間視聴率も全日帯はトップだった。

 その功労者は「暴れん坊将軍」だ。15年3月の改編から「おはよう!時代劇」(月〜金曜前4・00)として放送。午前4時台の視聴率は全日帯にカウントされないが、1日の助走となる重要な時間帯。この時間帯で高いと評価される2%台を叩き出している。

 ここから「グッド!モーニング」(前4・55)、2年連続で同時間帯視聴率1位を狙う「羽鳥慎一モーニングショー」(前8・00)につないでいく。テレ朝も「朝の情報番組を視聴者の皆さまに受け入れていただいているのが全体の数字を押し上げている要因かと思います」と説明している。

 もう一つの強さとなっているのが再放送枠の「相棒」(月〜金曜後3・53)。同時間帯で断トツの7%台を連発し、夜の時間帯にリレーしている。

 日テレは朝と昼の帯番組が苦戦。「羽鳥…」に対抗するため「スッキリ」にエースの水ト麻美アナ(31)を起用、「ZIP!」では朝ドラ「生田家の朝」を12月10日にスタートさせ事態を打開しようと模索している。また、鳴り物入りで元NHKの有働由美子アナ(49)を夜のニュース番組「news zero」のメインキャスターに抜てきしたが、爆発的な結果は出ていない。

 最強の布陣とされる日曜も、テレ朝「ポツンと一軒家」の数字が伸びており、日テレ関係者は「怖い存在になっています」と話す。「世界の果てまでイッテQ!」の祭り企画騒動もあり、影響がどのように出るのか懸念もある。

 ドラマも局関係者の期待には応えていない。関係者は「4月期の日テレドラマの企画が、何度も変更を繰り返している。危機感を感じているということ」と指摘する。元々企画力のある日テレだけに、どんな形で巻き返すのか。視聴率戦争から目が離せない。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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