安室奈美恵さん“伝説”は続く ドキュメンタリー映画構想、聖地花火ショー計画も

[ 2018年12月14日 11:00 ]

平成とともに時代を駆け抜けた安室奈美恵さん
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 【芸能 激動2018(2)】平成の終わりを象徴する芸能界の出来事は安室奈美恵さん(41)の引退だった。40歳という若さ、人気絶頂で身を引く決断は衝撃をもたらし、列島は9月の引退を前後に「フィーバー」のち「ロス」に包まれた。その余韻は新元号を迎える来年も残りそうだ。

 9月30日まで安室さんの巨大写真が外壁に設置された那覇市の琉球新報本社ビル。今はもう写真がないのに、13日もスマートフォンで社屋を撮影していく人の姿が見られた。安室さんの引退関連企画を担当した同社の仲井間郁江さん(37)は「まさかうちのビルがこんなに有名になるとは思いませんでした」と、影響力の大きさを実感している。

 安室さんが40歳の誕生日を迎えた昨年9月20日、全国に衝撃が走った。突然の引退表明。NHKが速報し、海外でも大きく報じられた。安室さんが同年末の紅白歌合戦に14年ぶりに出演すると瞬間最高視聴率48・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマーク。今年も年明けから記録ずくめのフィーバーとなった。

 1月にベスト盤「Finally」の売り上げが200万枚を突破。2〜6月のラストツアーではソロ歌手史上最多の80万人を動員。ラストツアーのDVDは音楽映像作品で史上初のミリオンセールスを達成した。驚異的な記録そのまま、引退まで1年間で300億円以上を稼ぎ出し「引退ビジネス」としても成功を収めた。

 あれから3カ月。引退後の今もその熱は冷めていない。スポニチ本紙の取材では、ドキュメンタリー映画の構想が浮上。現在、白紙に戻ったが、映画関係者は「映像素材は十分にある。フィーバーぶりがつい最近のことのように思い出せる作品にしたいと思っている」と、構想実現に向けて意気込む。

 引退デーの9月16日に沖縄県宜野湾市で行われた花火ショーが、来年も同日前後で計画されていることも分かった。安室さんのヒット曲に合わせて1万発以上の花火が打ち上げられる予定。今年に続いて企画するとみられるセブンイレブンは、同時期に沖縄県1号店の出店を予定している。また、同市は安室さんのゆかりの品を展示する博物館構想を進めている。

 全国的な安室フィーバーは引退を機に「アムロス」へと変わった。いまだその余韻が残る中、本人不在で活気づいているのが「引退後ビジネス」だ。平成の終わりとともに表舞台から去った「平成の歌姫」は、新元号に移行する来年5月以降も存在感を放ちそうだ。

 ≪ももクロももか、小林麻耶さんにタッキーも…≫安室さんと同様、今年は順調な芸能活動の中で引退するケースが目立った。1月には、ももいろクローバーZの有安杏果さん(23)が「普通の女の子の生活を送りたい」とグループから卒業し、所属事務所も退社。8月には元フリーアナウンサーの小林麻耶さん(39)がブログで引退を発表。前月に一般男性と結婚し「大好きなメディアの仕事を離れ家族のために日々たくさん働きたい」とした。9月には滝沢秀明(36)が年内で芸能界を引退し、ジャニーズ事務所のタレント育成、公演プロデュースに専念することを発表した。

 ≪80年にも百恵さんも≫過去には都はるみ(70)が人気絶頂の1984年に「普通のおばさんになりたい」と引退し、90年に復帰。山口百恵さん(59)は80年10月にファイナルコンサートを行い引退。翌月に俳優の三浦友和(66)と結婚して家庭に入った。ロック歌手の氷室京介(58)は14年にライブ活動からの引退を発表。16年5月に東京ドームで最後の公演を行い、以降は表舞台に出ていない。

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