ASKA楽曲をTVで無断再生 井上公造氏に支払い令

[ 2018年12月12日 05:30 ]

歌手のASKA
Photo By スポニチ

 歌手のASKA(本名宮崎重明、60)が、読売テレビの「情報ライブミヤネ屋」で芸能リポーターの井上公造氏が未公表の楽曲の一部を無断で再生したとして約3300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は11日、計約117万円を支払うよう命じた。

 音楽や書籍の公表時期や方法などを決める「著作者人格権」の侵害を認めた。沖中康人裁判長は「放送事業者やリポーターは、著作権や著作者人格権を侵害しないようにする高度の注意義務がある」と指摘した。

 判決によると、読売テレビは2016年11月28日、警視庁が覚醒剤使用の疑いでASKAの逮捕状を請求する予定であると報道。出演していた井上氏は、ASKAが作った楽曲の一部を約1分間再生した。 

続きを表示

2018年12月12日のニュース