寺田心、ミラノ映画祭で主演男優賞に「びっくりしました」ウー監督「天才」と称賛

[ 2018年12月12日 15:58 ]

「ミラノ国際映画賞祭2018年(外国映画)」最優秀主演男優賞の受賞記者会見に出席した寺田心
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 俳優の寺田心(10)が12日、都内で行われた「ミラノ国際映画賞祭2018年(外国映画)」最優秀主演男優賞の受賞記者会見に出席した。寺田は「外国で映画が上映されることしか知らなかったので、びっくりしました」と受賞の喜びを語った。

 寺田は映画「ばあばは、だいじょうぶ」(監督ジャッキー・ウー、2019年春公開)の演技が評価され、現地時間8日に行われた授賞式に出席。10歳での受賞は同映画祭史上最年少だという。ウー監督も同作で最優秀監督賞を受賞した。この喜びをまずは、映画の中でばあば役の冨士眞奈美と本当のばあばに知らせたかったと話した。

 ウー監督について寺田は「すごく優しくて、いろんなことを教えてくださいました。泣きながらばあばを探すシーンは、一緒に走りながら“心ちゃん、男の子だけど、泣いてもいいんだよ”と言ってくれた」とほほ笑んだ。また監督が秘密のノートを見ながら「表現のしかたを教えていただけるとすごく楽しくなるんです」とも。

 約100人集まったというオーディションでは最後に演技をした寺田。「やっぱりこの子しかいない」と思わせる圧巻の演技をみせたという。ウー監督はあまりこういう言葉を使いたくないと前置きして、「天才だなと思いました」と本音をポロリ。映画は「ひとりじゃ成り立たないので、ほんとに大好きなばあばがいることが大切だし、取り巻く環境が整っていないと役者は育たないとあらためて感じました」

 受賞を知った寺田の家族の反応は「母は一緒に映画祭に来ていたのですが、発表されてから、ずっと泣いていました。電話するとおばあちゃんも泣いていました」そして寺田も泣いていたという。

 また、ウー監督は映画祭の委員長に「スタンディングオベーションで全員立っていたのは心君が初めて」と言われたという。

 同映画の原作は17年「第3回児童ペン賞」を受賞した楠章子氏による同名絵本(童心社)で、自身の子どもの頃の祖母との体験が元になっているという。喜寿を迎えたばあば(冨士)と暮らす智志夫妻と息子の翼(寺田)。翼は優しいばあばが大好き。ある日、ばあばの態度が急変する。突然、怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしたり。認知症だとわかり、翼はばあばと距離を置き始める。そんな時、ばあばが突然家出をしてしまう。

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