高畑充希 待望の連ドラ化で「気合入りました」 食べるシーンは「フラストレーションに苦しんだ」

[ 2018年10月9日 17:09 ]

テレビ東京「忘却のサチコ」放送直前記者会見に出席した高畑充希
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 女優の高畑充希(26)が9日、東京・六本木のテレビ東京で行われた連続ドラマ「忘却のサチコ」(12日スタート、金曜深夜0・12)の放送直前記者会見に共演の早乙女太一(27)、葉山奨之(22)らと出席した。

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中で、単行本は累計50万部を突破した阿部潤氏の同名漫画が原作で、今年1月に放送されたスペシャルドラマの連続ドラマ化。結婚式当日に新郎・俊吾に逃げられたことを忘れるため、文芸誌のアラサー女性編集者の主人公・幸子が全国のグルメを探し求めて奔走する姿をコミカルに描く。

 高畑は「今年のお正月にスペシャルドラマをやれて、私の中でも思い深い、大好きなドラマだし、大好きなキャラクターなので、連ドラになれ!とずっと念を送っていたので、実現して嬉しい気持ちです」と念願の連ドラ化にニッコリ。「(スペシャルの時は)連ドラか、またはスペシャルになるといいなと思っていたので、(連ドラ化を)聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかった。もともと原作のファンだったので、最初に自分が幸子さんをやるってなった時、最初はプレッシャーというか、身長とおっぱいが足りないと思って、ヤバイなって、思ったけど、みんなで作り上げて、スペシャルにすることができた。それをいろんな人が見てくれて、泣いたり笑ったりしてくれたと聞いて、ホッと胸をなでおろしていた時に連ドラが決まったので、ぜひ金曜の夜が楽しくなるドラマにしたい、おなかが空くようなドラマにしたいと、気合が入りました」と笑顔を浮かべた。

 「地上波連ドラのレギュラー出演が初めてで、感慨深いものがあります」とあいさつした早乙女。幸子が逃げられる婚約者・俊吾を演じるが、俊吾は原作漫画でもスペシャルドラマでも顔は明かされていない。「非常にやりづらかったです。顔が見えない状態でファンの方たちは自分の中で(俊吾の)顔が出来上がっているので、そこに中途半端な僕の顔が出てきて…」と苦笑。「あまり爽やかでニコニコしている役をやったことがなかった。普段ムスッとした顔をしているので、なるべく口角を上がるように(現場では)ニコニコしていました」と話した。高畑もそんな早乙女に「やっと俊吾さんに会えたなと」と感慨深げだった。

 劇中で、高畑はとにかく食べまくる。「どの料理も実際にお店でお店の方が作ってくれて、抜群においしかったんですけど、食べながら、(幸子は)ずっと脳内でしゃべっているので、自分の声をイヤホンで聞いてリアクションしながら撮影していて、ほぼ味がわからない。もっと普通に食べたい!っていうのが本当のところ。12話で食べるのが20品目ぐらいで、2日に1回ぐらいは食べる撮影だったんですけど、凄くおいしいのに、味わえないフラストレーションで苦しんだ1カ月半だった。プライベートで食べに行きたい」と苦笑した。

 作品の見どころを聞かれ、高畑は「コスプレを今回すごいしていて、個人的には3話の派手ではないけど、ちょっとしたコスプレをしていて気に入っている。毎回、コスプレをしているので、いろいろやらされているなって思ってほしい」とアピール。幸子は食べることで“忘却”しているが、高畑は自身と比較し、「幸子さんとは似てないけど、食で忘却は似てますね。現場が終わった時とか、これからやるぞ!って時はおいしいものを好きな人たちと食べにいくようにしています」。早乙女は「(忘却は)カラオケです。カラオケしか行ってない。歌って叫んで騒いでます」と意外な素顔を明かした。

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