安室奈美恵「沖縄で笑顔で終わりたい」ラストライブに懸ける思い吐露

[ 2018年9月10日 14:39 ]

安室奈美恵
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 16日に引退する歌手の安室奈美恵(40)が10日、NHK総合「おはよう日本」(月〜金曜前4・30、土曜前6・00、日曜前7・00)のインタビューに応じ、最後のコンサートツアーに込めたファンへのメッセージや、「笑顔で終わりたい場所」と故郷・沖縄への思いなどを語った。

 1年前に引退を発表した理由については「ファンの皆さんと私の間で1つでも多く思い出を作る」ことを目標とし「前向きに明るくこの1年を送り引退の日を迎えたい」と考えたためと説明した。

 「いつもいつもファンの皆さんには元気をもらっている」という安室が最後のコンサートツアーに込めたメッセージは「I LOVE FAN!」。ファンへの感謝をどう伝えたらよいか毎回悩むそうだが「25周年はどストレートにいこう」と思い「1つ1つの楽曲が好きだし。それを皆さんと共有できて本当に幸せだったというのを最後の1つのメッセージに込めたかった」とも語った。

 ファンと過ごす最後の場所に選んだのは故郷の沖縄だった。引退前日の15日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示場で、沖縄ゆかりのアーティストとともにライブを開催。「歌で、笑顔で終わりたいなという場所が沖縄だったのかな。すごく笑顔で始まった場所でもあるので」。

 今年5月、沖縄県から県民栄誉賞を贈られた授賞式で涙した安室。「強い気持ちでいざ東京にっていう感情がすごく強かったので。(地元で表彰されて)すごく嬉しかったのかな」と振り返ると涙があふれた。「沖縄に帰るといろんな感情が出てしまうから、なるべく帰らずに気を張ってやらせてもらっていた。頑張って本当によかったんだなって。初めて褒められたかな」としみじみ。最後は「すごくあっという間でした。25年間は」との言葉でインタビューを締めくくった。

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2018年9月10日のニュース